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「おカネで夢を諦めないで」東京世界陸上へ向けた200万円の希望 - 走り幅跳び・吉田選手がAthTAG大賞受賞

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報道発表
プレスリリースより

スポーツ界の新たな支援の形として注目を集める「AthTAG GENKIDAMA AWARD 2024」が11月7日、有明セントラルタワーホールにて開催された。今回で2回目を迎える同アワードは、経済的な理由で夢を諦めざるを得ないアスリートを支援することを目的としており、総額1,000万円の活動応援費が用意された。

大賞に輝いたのは、陸上競技・走り幅跳びの吉田弘道選手。日本歴代3位の記録を持つ実力者でありながら、経済的な理由でニュージーランド合宿を断念せざるを得なかった経験を持つ。今回獲得した200万円の活動応援費は、海外遠征費として活用し、来年の東京世界陸上での入賞、さらには2028年ロサンゼルスオリンピックでの金メダル獲得を目指すという。

特筆すべきは、昨年度の大賞受賞者も陸上選手であった本郷汰樹選手から、今年は吉田選手へとバトンが渡された形となったことだ。また、ボクシングの藤田炎村選手は副賞と「応援のチカラ賞」をダブル受賞。クラウドファンディングを通じて54万円以上の支援を集めた。

主催者のAthReebo株式会社代表取締役・金沢景敏氏は、「昨年より600万円増額した1,000万円の活動応援費を集めることができた」と語り、今後はレジェンドアスリートと企業のコラボレーションも視野に入れた展開を予告している。

野村忠宏氏や伊達公子氏といったレジェンドアスリートたちも審査に加わり、柔道の川端倖明選手、テニスの沢代榎音選手など、将来有望な若手アスリートたちにも各賞が贈られた。アスリートとスポーツ界の未来を支える新たな取り組みとして、今後の展開が期待される。

出典:https://athreebo.jp/