義足制作の舞台裏！新潟医療福祉大学の動画が「ニッポンものづくりフィルムアワード2024」で注目を集める

2025/01/16

新潟医療福祉大学の義肢装具自立支援学科が制作した「義足の制作工程」動画が、「ニッポンものづくりフィルムアワード2024」の第一次選考を通過し、特設サイトに掲載された。この動画は、義肢装具士という職業の認知度向上と、ものづくりの魅力を伝えることを目的に制作されたものだ。

義肢装具士は、患者の身体の一部となる義手や義足を製作・適合する専門家だ。この仕事は、一人ひとり異なる身体の形に合わせて行う究極のオーダーメイドであり、患者の成長や人生に寄り添う重要な役割を担っている。動画では、シンプルな表現を用いて、この職業の魅力と重要性を伝えている。

「ニッポンものづくりフィルムアワード」は、日本の「ものづくり」「手仕事」にフォーカスしたドキュメンタリー映像のコンペティションだ。このアワードは、職人のモチベーション向上や産地の活性化を目的としており、埋もれた技術や職人に光を当てる重要な役割を果たしている。

新潟医療福祉大学の義肢装具自立支援学科では、障がい者陸上教室の開催や、企業・地域と連携した実践的な教育を行っている。最新の3Dスキャン技術を用いた装具製作や、実際の義足ユーザーとの交流など、充実した環境で学ぶことができる。

新潟医療福祉大学は、看護・医療・リハビリ・栄養・スポーツ・福祉・医療ITを学ぶ6学部15学科を擁する医療系総合大学だ。チーム医療の実践的な学びや、全国トップクラスの国家試験合格率、高い就職実績が特徴となっている。また、スポーツと医療・リハビリ・栄養を融合した独自の学びも展開している。

義肢装具士という職業に興味を持った方は、新潟医療福祉大学の公式サイトで詳細を確認することができる。今回の動画を通じて、この重要な職業がより多くの人々に認知され、将来の担い手が増えることが期待される。