創業450周年記念!日本香堂グループが「香器デザインコンテスト」を開催 - 賞金総額増額で注目度アップ
日本の伝統文化である香りの世界に新たな風が吹き込まれる。日本香堂グループの「香十」が創業450周年を記念して、「香器デザインコンテスト」を開催することが決定した。このコンテストは、日本の地域の風土・文化・技術を背景に、心のゆとりと潤いを感じられる香器(香皿・ディフューザー)をデザインすることを目的としている。
今回のコンテストは、これまでに5回開催された「香皿デザインコンテスト」の特別版として内容を拡充。従来の香皿に加え、ディフューザー容器も対象となり、より幅広いデザインの可能性が広がった。また、各界の著名人が特別審査員として参加することで、コンテストの注目度も一段と高まっている。
賞金総額も大幅に増額され、最優秀賞1名に20万円、優秀賞1~2名に10万円、審査員賞6名に5万円、素材部門賞各1名に5万円が贈られる。これは、日本の伝統工芸とモダンデザインの融合を促進し、新たな才能の発掘を目指す主催者の意気込みが感じられる。
応募は2025年5月15日まで。プロ・アマチュア、個人・団体を問わず、日本国内在住の方なら誰でも参加可能だ。第一次選考はデータによる審査で、通過者は実際の作品を提出して最終選考に進む。入賞作品は2025年10月に展示され、2026年1月からは香十直営店舗での販売も予定されている。
このコンテストは、日本の香文化の未来を担う新しいデザインの誕生を予感させる。伝統と革新が融合する場として、多くのクリエイターや香りの愛好家たちの注目を集めそうだ。詳細は公式サイトで確認できるので、興味のある方は早めにチェックしておきたい。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000043168.html