能・漆・音が融合する舞台公演「悠久の美」2026年2月開催


日本の伝統文化が一つの舞台で響き合う一夜限りの公演
能楽、漆芸、音楽という日本文化の異なる分野の表現者が集い、一つの舞台を構成する公演「悠久の美 ― 漆・能・音の饗宴」が、2026年2月8日に観世能楽堂で開催される。本公演は、伝統文化を完成されたものとして保存するのではなく、現代においてどのように立ち上がり、次の時代へと受け渡されていくのかを、舞台表現を通して提示するものだ。
蒔絵を施した楽器が舞台を彩る
本公演では、「楽器 × 漆」というコンセプトを象徴する特別な楽器が使用される。演奏に用いられるピアノおよび尺八には、日本古来の伝統美術である蒔絵が施されており、音を奏でるための道具であると同時に、視覚的な表現としても舞台を構成する存在となっている。これらの楽器に施された蒔絵は、日本古来の技法に基づくものであり、重要無形文化財保持者を含む漆芸作家と、その継承者が制作に携わっている。楽器と美術、演奏と工芸が分断されることなく、一体となって舞台表現を形づくる点が、本公演の特徴のひとつである。
文化庁事業として18歳以下の鑑賞を支援
本公演は、令和7年度文化庁「劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」の対象公演として実施される。本制度により、18歳以下の方を対象とした鑑賞支援を行っている。会場は観世能楽堂で、14時開演、13時30分開場となる。主催は一般社団法人Art&Scienceシンフォニー協会で、株式会社目白漆文化財研究所、一般財団法人観世文庫などが協力している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000176661.html