公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

中高生の約8割が生成AI利用経験あり、学習だけでなく相談相手としても活用

タグ
記事・ブログ・投稿
アンケート
報道発表
プレスリリースより

中高生の約8割が生成AIの利用を経験

菅公学生服株式会社が実施した調査によると、全国の中学・高校生1,200人を対象とした「生成AIの利用実態」調査で、約8割の生徒が生成AIを利用した経験があることが明らかになった。調査は2026年1月にインターネットリサーチで実施され、「カンコーホームルーム」Vol.240として公開されている。

生成AIとは、文章、画像、動画、音声、アイデアなどを新たに生み出すことができる人工知能のことだ。近年、GIGAスクール構想による1人1台端末の普及に加え、2022年11月の「ChatGPT」公開により、生成AIは急速に社会へ浸透し、学校教育現場のデジタル化は新たなフェーズを迎えている。

女子は半数近くが「よく使っている」と回答

調査結果では、「よく使っている」が41.4%、「たまに使っている」が39.7%となり、合計で約8割の生徒が生成AIの利用経験を持つことが判明した。特に注目すべきは性別による使用頻度の違いである。女子の46.8%が「よく使っている」と回答したのに対し、男子は36.0%にとどまり、約10ポイント強の差が見られた。

学習だけでなく「相談相手」としての利用も

生成AIの使用シーンについて、「勉強の調べもの」が73.7%で最多となった。しかし、それだけにとどまらず、「レポート・作文のヒント」が45.9%、「趣味・遊び」が40.7%、「相談・話し相手」が36.8%と続き、学習以外のプライベートな用途でも活用されている実態が浮き彫りになった。

特に女子では「相談・話し相手」として生成AIを使用している回答が49.9%と約半数を占め、中高生にとって生成AIが単なる検索ツールを超え、自分の考えを整理したり悩みを打ち明けたりする存在になっていることがわかる。

学習支援ツールとしての活用が主流も懸念も

学校の授業や宿題などの課題に対する生成AIの使い方では、「考え方や構成のヒントをもらう」が63.0%で最も多く、次いで「自分の文章を直してもらう」が39.3%、「調べものなどの情報検索のみ」が27.1%となり、多くの生徒が学習支援ツールとして使用している。

一方で、「最初から答えを全部出してもらう」との回答も約2割あり、生成AIを自ら考えるプロセスを省く手段として使っている生徒が一定数いることも明らかになった。生成AIは学習を支援する有用なツールである一方、誤った情報を生成する「ハルシネーション」といったリスクも指摘されており、生徒たちが自ら考える「自考力」を育む環境づくりが重要となっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000237.000085588.html