学生の挑戦が形に、岡山大学テックガレージ二期生が成果報告会を開催


おかやまテックガレージの成果報告会が開催される
岡山大学は2026年2月13日、津島キャンパスの共創イノベーションラボKIBINOVE(きびのべ)において「おかやまテックガレージプロジェクト二期生」活動成果報告会を開催した。本事業は内閣府「地域中核大学イノベーション創出環境強化事業」の一環として実施されており、学内関係者や企業関係者など約30人が参加した。
学生の秘密基地としての施設整備
「おかやまテックガレージ」は、学生が地域課題の解決や新規事業の創出に向けて試作・検証に取り組む共創拠点である。3Dプリンタ、電子工作機器、高性能PC、大型ディスプレイなどの設備を備え、アイデアを形にする「学生の秘密基地」として整備されている。本報告会で発表した二期生は、2025年度の第二期プロジェクトに応募した8件の中から採択された5チームで、岡山大学は半年以上にわたり助成金と外部メンターによるメンタリングで活動を支援してきた。
5つの学生チームが成果を発表
成果報告会では、5つの学生チームがプロトタイプの開発や実証の成果、自治体との協働を含む取り組み内容を発表した。発表テーマは「畜産の臭気対策」「晴れの国CANAL・セーフティ」「論文を基に授業計画を出力するAI『KakerAI』」「消費者と生産をつなぐ放牧養豚の科学的検証」「モジュラリティを有した移動ロボットの協調作業のコンセプト開発」である。当日は映像や試作機を用いた熱気あるプレゼンテーションが行われ、学生たちはプロジェクトの背景や技術的な工夫、課題、今後の展開について自らの言葉で説明した。
ネットワーキングで貴重な交流の機会
発表後にはネットワーキングの時間も設け、企業関係者や教育関係者、学生同士による意見交換が行われた。講評者からの率直な意見や質問に対しても学生たちは丁寧に応答し、会場では活発な議論が交わされた。発表した学生は「地域の方や自治体職員の方と直接意見交換をすることで、地域の社会課題や困りごとがより明確になりました。プロジェクトの方向性や、自分たちが考えていたこととのギャップも知ることができてよかったです」と述べており、自身のアイデアや成果への反応を直接得られる貴重な機会となった。
岡山大学が包括的にサポート
岡山大学ではスタートアップ・ベンチャー創出本部を中心に、研究シーズやビジネスアイデアの事業化支援、外部メンターによる伴走支援、資金調達や経営相談など、学生・教職員の社会実装を包括的に支援している。今後も地域中核・特色ある研究大学として、岡山大学の取組が期待される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003833.000072793.html