大絶滅展が名古屋で3月開幕、生命史の危機を化石で解き明かす


40億年の生命史を彩る5回の大量絶滅「ビッグファイブ」
名古屋市科学館で2026年3月20日から6月14日まで、特別展「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」が開催される。地球上で起こった規模の大きい5回の大量絶滅事変(ビッグファイブ)について、化石や岩石に残された証拠から生き物たちの進化の歴史を辿る展覧会だ。生命が誕生してから40億年、地球上では幾度も生命の危機が訪れたが、生命はこれを乗り越え、絶滅したグループに代わるグループが新たに繁栄することで、多様に進化を遂げてきた。大量絶滅は、言わば生命の繁栄を促した現象として捉えることができるのだ。
国立科学博物館の研究者10名が監修、最新研究を網羅
本展では古生物や火山、古気候・古海洋などを専門とする国立科学博物館の研究者10名による監修で、様々な角度から5回の大量絶滅の謎に迫る。モロッコでの発掘調査により、オルドビス紀の世界を垣間見ることができるフェゾウアタ化石群や、三葉虫などの採集標本、三畳紀末の絶滅に関わる火山活動の調査結果なども世界初公開される予定だ。
福山雅治がナビゲーター、すみっコぐらしのグッズも展開
シンガーソングライター・福山雅治氏が展覧会スペシャルナビゲーターに就任し、展示映像のナレーターを務めるほか、音声ナビゲーターとしても活躍する。福山氏が15年にわたり世界各地のホットスポットで撮影した、絶滅の危機に瀕している動物たちの写真展示「生命の声、地球の歌」も開催される。また、アノマロカリスやディメトロドン、ステラーダイカイギュウなどの古生物たちの着ぐるみをかぶった「すみっコ」たちのグッズ販売も予定されている。
デンバー自然科学博物館から日本初公開の貴重標本が多数来日
全米有数の自然史博物館であるデンバー自然科学博物館の貴重な標本が多数来日し、日本初公開される。国内からは全長約6メートルのステラーダイカイギュウの全身化石が世界初公開されるなど、ビッグファイブや生命史を紐解く貴重な標本が多数展示される予定だ。
5つのエピソードで生命史を辿る展示構成
展示は6つのエピソードで構成される。海の生物に大きく影響した最初の大量絶滅(約4億4400万年前)から、恐竜絶滅後の哺乳類の変化を注目する中生代終焉(約6600万年前)まで、生命の進化と絶滅の歴史を体験できる。会場には大きな地球儀「大絶滅スフィア」が設置され、球形の映像展示で地球史におけるビッグファイブが紹介されるほか、火山活動を体感できる模型も展示される。
前売券は1月16日発売開始、多彩なチケット販売窓口
前売券の入場料は一般1,800円、大学生800円、小中高生300円で、2026年1月16日10時から3月19日23時59分まで販売される。当日券は一般2,000円、大学生1,000円、小中高生500円となる。チケットぴあやローソンチケット、イープラスなど複数の販売窓口が用意されており、また特別展のチケットでプラネタリウムを除く名古屋市科学館展示室も鑑賞できる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004062.000011710.html