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ルイ・ヴィトン時計大賞、ハゼマン&モナンが最優秀賞を受賞

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報道発表
© Louis Vuitton(プレスリリースより)

独立系ウォッチメーカーの卓越性を讃える第2回大賞

ルイ・ヴィトンが主催する「Louis Vuitton Watch Prize for Independent Creatives」の第2回授賞式が、2026年3月24日にパリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンで開催されました。最優秀賞に選ばれたのは、スイスを拠点とする独立系ウォッチメーカーのハゼマン&モナンです。世界各地から厳選された5つの独立系ウォッチメーカーの中から、ハゼマン&モナンの卓越したクラフツマンシップと革新性が高く評価されました。

受賞者ハゼマン&モナンの背景と作品

ハゼマン&モナンは、ヴィクトル・モナンとアレクサンドル・ハゼマンによって設立された独立系ウォッチメーカーです。2人のパートナーシップの原点は10年前、フランスのモルトーにあるエドガール・フォール高校のウォッチメイキングプログラムに遡ります。正式な会社設立は2024年ですが、設立以来、デザイン、試作、機械加工、仕上げ、組み立てにいたるまで、社内体制を段階的に拡充してきました。

最初の作品である「School Watch(スクール ウォッチ)」は、ジャンピングアワーとパッシングチャイムを備えた複雑なムーブメントを搭載しており、2つの異なる解釈で展開されています。ハゼマンのバージョンはブルーのアクセントで技術的な表現を強調しているのに対し、モナンの解釈は、マラカイトやオパールといった天然石のダイアルを採用することで、より芸術的なアプローチを追求しています。

栄誉ある受賞特典と継承の精神

ハゼマン&モナンには、トロフィーの縮小版レプリカ、15万ユーロの助成金、1年間にわたる包括的な個別メンターシッププログラムが授与されます。スイス・メイランに構える「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」の熟練のウォッチメーカーとルイ・ヴィトンのチームが提供するこのメンターシップは、受賞者それぞれのニーズに合わせて綿密に構成されます。

本賞の核心にある「継承」の精神を象徴する瞬間として、第1回受賞者のラウル・パジェスが自ら新たな受賞者にトロフィーを進呈しました。授賞式では、カナダ出身のシンガーソングライター シャーロット・デイ・ウィルソンによる圧巻のパフォーマンスも行われ、独立系ウォッチメイキングの歴史における重要な新章が祝われました。

多様な才能が集まる第2回ファイナリスト

ファイナリスト5名は、現代のウォッチメイキングが誇る多様性と創造的な活力を体現しています。シンヤン・ダイ(ファム・アル・ハット、中国)、ベルナルド・レデラー(レデラー、スイス)、牧原大造(Daizoh Makihara Watchcraft Japan、日本)、関法史(クワイエットクラブ、日本)が選出されました。40年にわたり脱進機の技術を培ってきた熟練のベルナルド・レデラーから、ブランド設立から1年以内に初応募を果たした新鋭、シンヤン・ダイまで、彼らのイノベーションは多岐にわたります。

評価基準と透明性のある審査

20名のセミファイナリストの審査にあたったのは、世界中から集まった時計愛好家、専門家、コレクター65名で構成される専門家委員会です。候補者の作品は、デザイン、クリエイティビティ、イノベーション、クラフツマンシップ、技術的複雑性という5つの基準に基づいて評価されました。ルイ・ヴィトンは受賞者の選定には関与せず、決定権は独立した審査員団のみに委ねられています。

ルイ・ヴィトンのウォッチメイキングへの情熱

2022年に創設された「Louis Vuitton Watch Prize for Independent Creatives」は単なる賞にとどまらず、サヴォアフェール(匠の技)の卓越性にルイ・ヴィトンが注ぐ情熱を体現しています。隔年開催の本賞は、ウォッチメイキングにおいて大胆な新境地を切り拓く独立系ウォッチメーカー、アルチザン、起業家の支援を目的としており、伝統的なウォッチメイキングの中心地を超えて、地理的な境界にとらわれることなく、国籍、出自、経験年数に関わらず卓越した独立系ウォッチメイキングに光を当てています。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002361.000060591.html