Z世代の声が政策を動かす。第6回リビエラSDGs作品マンガ大賞授賞式開催


約800点の応募から受賞作決定、各界リーダーが直接表彰
特例認定NPO法人リビエラ未来創りプロジェクトは、2026年3月7日(土)、全国から寄せられた約800点の応募作品の中から受賞作を表彰する「第6回リビエラSDGs作品マンガ大賞」授賞式を、リビエラ逗子マリーナで開催した。本授賞式では、文部科学大臣賞・環境大臣賞・神奈川県知事賞などが授与され、神奈川県・黒岩祐治知事、逗子市・桐ケ谷覚市長、鎌倉市・松尾崇市長、葉山町・山梨崇仁町長をはじめとする行政・教育・企業関係者が受賞者を表彰した。
子どもからシニアまで幅広い世代が独自の切り口で描いた約800点の中から、厳正な審査を経て選ばれた受賞者が会場に集結。会場内には受賞作品が展示され、来場者は作品を鑑賞しながら記念撮影や交流を楽しんだ。世代を超えて寄せられた作品の数々は、SDGsを自分ごととして捉える視点や、日常の中にある課題意識を可視化し、多くの来場者に新たな気づきをもたらした。
グランプリが異例の2名選出、ライブ形式で最終決定
本年度は新たな試みとして、グランプリを授賞式当日にプレゼンターたちによる最終審査を経て決定・発表するライブ形式を採用した。ノミネート作品はいずれも甲乙つけがたい高い完成度を誇り、審査は難航を極めた。その結果、グランプリ2名選出という異例の展開となり、会場は大きな熱狂に包まれた。グランプリは北村光大さんと藤井景心さんが受賞。そのほか、篠原悠乃さんが文部科学大臣賞、脇田麗世さんが環境大臣賞を受賞した。
Z世代の提言が実現する「Rネクストサミット」
同時開催された「Rネクストサミット」では、α世代・Z世代の若者と行政・教育関係者が、社会課題解決に向けたダイレクトな対話を実現した。実体験に基づく鋭い提言が交わされ、SDGsを単なる学習テーマから、具体的に社会を動かす実装アクションへと昇華させる一日となった。
Rネクストサミットでの発信は既に社会を動かした実績がある。第2回リビエラSDGs作品マンガ大賞および2022年のRネクストサミットでの当時小学6年生からの発信がきっかけとなり、生分解性ストロー(バイオポリマー)が小中学校給食へ導入(葉山町・鎌倉市/2023年)されたのだ。
海洋プラスチック問題から政治参加まで、若者の提言内容
若者未来プレゼンでは、藤井景心さん(中学1年)が海洋プラスチックの「リサイクルの壁」を打破することの重要性を訴えた。ビーチクリーン活動を通じ、海ゴミの再生製品が通常より高価になる現状を指摘し、行政・企業による補助金制度の整備と、消費者が「多少の価格差や品質の揺らぎ」を許容する意識改革の必要性を説いた。
また、髙橋景介さん(高校2年)はSNS時代の問題と「心の拠り所」について発表。逃げ場のないネットいじめの深刻さを分析し、趣味や悩みで繋がれる「マッチングアプリ」などの活用により、学校外に自分を理解してくれる存在を創出することが、若者の孤立を防ぐ鍵であると強調した。
応募作品の傾向変化、気候変動問題への関心が急伸
リビエラSDGs作品マンガ大賞には、これまで4歳から88歳までという極めて幅広い世代から、累計4,500点を超える作品が寄せられてきた。創設以来、「海の豊かさを守ろう(目標14)」への関心は圧倒的で、2025年度も29.3%と最大の構成比を維持している。一方で、身近なライフスタイルに根ざした「つくる責任 つかう責任(目標12)」が2021年の7.2%から12.4%へと約1.7倍に急伸した。さらに「気候変動(目標13)」が9.4%、「平和と公正(目標16)」が5.8%に達するなど、異常気象や国際情勢といった現代社会の切実な課題が反映される結果となっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000345.000049154.html