白川湖の水没林ライトアップ2026、月と光が生む幻想空間


ナショナルジオグラフィックも注目する白川湖の水没林
山形県飯豊町の白川湖では、毎年春の2か月間だけ、飯豊連峰の雪解け水によってシロヤナギの木々が湖に浮かぶ「水没林」が出現する。この非日常の風景は、米有力メディア『ナショナル ジオグラフィック』の「Best of the World 2026(2026年に行くべき世界の旅行先25選)」に選ばれるなど、国内外で注目されるスポットとなっている。
2026年、光が変える水没林の表情
今年も地元の有志がライトアップを実施し、昼間とは全く異なる空間を演出する。ライトアップ箇所は白川湖のシンボルツリー・一本柳周辺と、白川荘裏手の階段付近。高演色性を誇るLEDライトを使用するため、温かみがありながらも木々の美しい緑色を高い精度で再現する。また動力源にはポータブルバッテリーを活用し、ガソリン発電機を使用しないためエコで静かな空間となる。
白川湖の水没林ライトアップ開催概要
開催期間は2026年4月18日・19日、25日~5月10日、16日・17日の18時30分~21時00分。駐車料金は4月18日~5月17日まで毎日24時間1,000円で、ライトアップ開催時に駐車料金を支払ったお客様には、会場内で使える「400円分のクーポン券」がプレゼントされる。開催場所は白川湖岸公園(山形県飯豊町数馬218-1)。悪天候時は中止となり、SNSや観光協会ホームページで告知される。
地元産ブナを使用した水没林BARがオープン
ライトアップ期間中に合わせ、水没林BARがオープンする。地元・飯豊町中津川の森から切り出されたブナを使ったテーブル4脚が設置される。この中津川産のブナは、白身が強く美しいことから県内外より注目されているが、伐採によってその数は年々減少している。希少な地元産の材をぜひ地元で使用し、多くの方に見ていただきたいという想いから、飯豊町内の渡部製材所と飯豊町中津川の森人会がブナのテーブル製作を企画した。本来であれば家具用材としては使われない穴や曲がった材を敢えて使うことで、世界に1つだけのテーブルが完成している。また、より近くで水没林を鑑賞するために、今年は新たにBARの外側にウッドデッキが設置される。ライトアップされた水没林を眼前で眺めることができるようになる。5月3日は高畠町のBAR MARの竹田眞幸さん、5月4日~5日は米沢市のLive House ARBさんが出店して花を添える。
飯豊町中津川の森人会による新たな取り組み
主催者である飯豊町中津川の森人会は2021年設立。代表は、2019年に横浜から飯豊町中津川地区に移住し林業を生業としている加藤雅史である。森林整備を行い、小規模林業の実践と若手育成を行い、会員数は12人(30~40代が大半を占める)。理念は「木が生えているからこその森の価値の追求」「伐るのであれば、一本の木から最大限の価値を見出す」「面白いと思った事はやる」と掲げている。町内の人材育成だけでなく、関係人口の創出のための一環として、筑波大学や東京外国語大学などから森林研修を受け入れている。また、林業と観光を掛け合わせた新たな産業である新林業の生業化を目指し、厳冬期のブナ林をライトアップする1日限りのイベントも手掛けている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000137011.html