エミー賞受賞のHIKARI監督、原点の短編作品2本をBSSTO独占配信


世界が注目するHIKARI監督の軌跡をBSSTO独占配信
ショートフィルム専門のオンラインシアター「ブリリア ショートショートシアター オンライン(BSSTO)」では、世界を舞台に躍進を続けるHIKARI監督を特集する。配信期間は2024年4月24日から3か月間で、ユーザー登録後は無料で視聴できる。
Netflixシリーズ『BEEF/ビーフ 〜逆上〜』で日本人初のエミー賞監督賞を受賞したHIKARI監督。現在は全米公開を控える最新長編『レンタル・ファミリー』への期待が最高潮に達している中での特集となる。本特集では、監督のデビュー作でありながら世界各国の映画祭で27もの賞に輝いた『TSUYAKO』、そして自身のルーツであるダンスを通じて「再生」を描いた『Where We Begin』がラインナップされている。
デビュー作『TSUYAKO』の深い人間ドラマ
『TSUYAKO』は1950年代の日本を舞台に、家族のために自分を押し殺して生きてきた一人の女性が、かつての恋人との再会を通じて「本当の自分」を見つめ直す物語である。時代に翻弄される女性の情熱と葛藤を、圧倒的な映像美で描き出している。
本作は監督の実の祖母の人生からインスピレーションを得て制作された。戦後の混乱期、家族のために自分自身の夢や感情を押し殺して生きてきた祖母の姿を見て、監督は「もし祖母が自分の心に正直に生きる道を選んでいたら、どんな人生があっただろうか」という想いを抱いたという。監督自身、この作品を「祖母へのラブレター」だと語っている。
コンテンポラリーダンスで感情を表現した『Where We Begin』
『Where We Begin』は、ある女性が自らの過去を回想する物語である。一人の男性に捧げた愛、彼を奪い去った戦争、そしてその後に歩むことを余儀なくされた人生。二人の魂に宿る情熱と信念、そして彼女に強さを与えた記憶を綴る華麗なる物語だ。
動きと音を通じて描き出される永遠の愛の肖像である本作は、「愛と人生のサイクル」をテーマに制作された。台詞に頼らず、コンテンポラリーダンスと音楽によって感情を表現し、言葉では言い表せない喪失感や情熱を肉体の動きで描き出している。撮影はロサンゼルスで行われたが、作品の根底には日本的な「情緒」や「無常観」が流れ、戦争によって引き裂かれた愛という背景は日本の歴史的文脈とも深く結びつく。大学時代から海外で勉強・経験を積んできたHIKARI監督ならではの「越境する視点」が反映されている。
HIKARI監督のこれまでの歩み
HIKARI監督は大阪市出身。ダンサー、シンガー、画家、写真家としての経歴を持つ脚本家、監督、プロデューサーである。USC大学院映画TV制作学科にて映画制作を学び、「TSUYAKO」はUSC卒業制作作品としてDGA(米国監督協会)学生賞最優秀女性監督賞を含む50以上の賞を受賞した。
長編映画監督デビュー作『37セカンズ』は第69回ベルリン国際映画祭でプレミア上映され、映画祭歴代初のパノラマ観客賞とCICAEアートシネマ賞のW受賞の快挙を成し遂げた。テレビ作品では、エミー賞9賞を受賞したNETFLIXシリーズ「BEEF/ビーフ」のパイロット版を監督している。長編第2作目『RENTAL FAMILY/レンタル・ファミリー』は第50回トロント国際映画祭でプレミア上映され、TIFF新鋭監督賞を受賞するなど、国際的な高い評価を受けている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000362.000037516.html