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左官職人の成長描く商業マンガ『サカジョ~左官職人トコ~』4月24日配信開始

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漫画・コミック
報道発表
プレスリリースより

企業出資で実現した初の商業マンガ配信

特定非営利活動法人LEGIKA(理事長:小崎文恵)と湿式建材機械器具の総合商社・株式会社ヤブ原(代表取締役社長:藪原健三)の共同制作により、左官をテーマにした商業マンガ『サカジョ~左官職人トコ~』が2026年4月24日より130以上のプラットフォームにて配信開始される。

企業がマンガを活用する事例は近年増加しているが、多くはマーケティングやセールス、採用、広報、研修といった直接的な情報伝達を目的としたPRマンガであった。本作は企業が自社の業界知見をベースに企画・出資し、電子書籍ストアで販売される「商業作品」として生み出された点が大きく異なる。レジカスタジオにおいても、企業とのコラボレーションによる商業マンガ配信は本作が初めてとなる。

企業のナレッジをIPとして昇華させるこの手法は、多くの専門的な知見を組織内に抱え持つ企業にとって、マンガを通じて収益機会をつくるという革新的なビジネスモデルを生み出すものと考えられている。

左官職人の課題解決がきっかけ

1901年の創業以来、左官資材をはじめとする建築材料・建築機械器具の総合商社として業界をリードしてきたヤブ原の社内プロジェクトとして、新規事業立ち上げのためのコンペが行われたことが本作誕生のきっかけだ。コンペでの争点は、「左官という仕事を、業界の外にいる人たちにどう伝えるか」というものであった。

壁を塗り、空間を仕上げる左官の技術は、日本建築に欠かせないものでありながら、一般にはなじみが薄く、職人の担い手不足も深刻な課題となっている。120年以上にわたって職人たちと歩んできたヤブ原だからこそ、その技術の奥深さや職人たちの矜持を知ることができた。その知見を広く伝えるための手段として選ばれたのが、マンガというメディアである。レジカスタジオのマンガ制作力と、ヤブ原の業界ネットワーク・専門知識を掛け合わせることで、業界内外に届く作品として本作が完成した。

女性見習い職人の成長を描く

主人公・津々井透子は、女性がほとんど存在しない左官の世界に飛び込んだ見習い職人である。祖父が築いてきた技術に憧れ、自らの意思でこの道を選んだものの、現場で待っていたのは厳しい現実だった。身内だからという理由で預かっているだけとされ、技術を教わる機会すら十分に与えられず、任されるのは補助作業が中心である。資材運びなど体力を要する作業においても、周囲と同じようにこなすことの難しさに直面し、理想と現実のギャップに葛藤を深めていく。

それでも彼女が現場に立ち続ける理由は、幼い頃に祖父の背中越しに聞いた「鏝(こて)の音」という記憶に突き動かされているからだ。本作は、伝統技術の継承という業界課題を背景に、若手職人の成長を描くと同時に、これまで十分に語られてこなかった視点から、左官という仕事の価値や魅力を捉え直す。仕事と向き合う一人の「職人」としての成長過程を描いた作品として完成している。

配信情報と概要

『サカジョ~左官職人トコ~』は全7話・200ページで構成されており、各話は90円、合本版は480円の価格で配信される。配信開始日は2026年4月24日で、電子書籍各社130以上のプラットフォームにて販売予定だ。監修は株式会社ヤブ原、制作はレジカスタジオ(特定非営利活動法人LEGIKA)が担当している。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000055034.html