亜島しゅん

第8回お題ログライン「知り合いではなかった男性3人がルームシェアをすることになり、3人での生活を送る中でそれぞれの生き方を見つける話。」

中村航のコメント
大賞に選ばせてもらったのは「転生は六畳一間で」で、舞台・世界観の設定に驚きがあり、かつログラインやストーリーとの親和性があった。…

このコンテストの結果発表

【結果発表！】第8回中村航選プロットだけ大賞

2025/07/09

つくログ

坂本文学
2025/07/12 16:42
言葉への止め処ない衝動
蜂賀三月
2025/07/12 14:39
#週5公募チャレンジこんにちは！本日の公募チャレンジはこちらです🐝 天かす川柳キャンペーン https://koubo.jp/contest/270293 オタフクソースが主催する「天かす」をテーマにした川柳を募集するキャンペーンです。最優秀賞1名は現金10万円、優秀賞5名は現金5万円と賞典も豪華です♪ だけど、自分が「この公募がいい」と思った理由は「天かす」をテーマにした川柳公募はこれが初っぽいというところです！！川柳公募のテーマはこれでもかってくらいに同じテーマがでやすいですよね。「〇〇の日」「介護」「男女共同参画社会」「育児」などなど……。なので、あるあるやうまい言い回しもほぼ擦り切れるくらい使い倒されているのが正直なところです。(だからこそ、その年の時事を絡めた新しい切り口を作るか・自らの実体験を川柳にしたユニークなものが選ばれるのかなと考えています) だからこそ、絞られたテーマの初開催はチャンスなのかな、と。ひとり最大10句まで送れるので色々なパターンの10句を作って送りました🐝 興味のある方は公募のページを確認してみてくださいね～♪
karai
2025/07/12 12:18
Karaiは、少し（約１週間）、創作から離れて心の充電をします。いわゆるひとつの夏休みです。夏が恋の季節なのは、若者だけの特権ではないのです。では皆さま、ごきげんよう。　（＾＾）
陽心
2025/07/12 10:08
#第45回どうぞ落選供養参加者三人だとさみしいでしょうから、投稿２作中１作をアップさせていただきます。 ——　隣のくノ一　—— 「九月一日は何の日か知っとるか？」「やよいさんの誕生日だろ」「くノ一の生まれよ。何を隠そう、忍びの者だ」「女忍者かあ、カックイイ」「平たく言えば、スパイじゃな」「その頃の話を聞かせてよ」「江戸に侵入して隠密活動をしとった」　秘密の話の割に声が大きい。もっとも、同じテーブルを囲む入所者たちは、テレビを観ていたり、独り言を呟いていたり、ボーッとしていたり、その話題に関心は無さそうだ。「平たく言えば、敵の密偵と恋に落ち、抜け人の道を歩んだ。忘れもせん八月十五日じゃよ」　「平たく言えば」が口癖の彼女は、終戦記念日に施設を脱走して上京して来たらしい。上野駅近くにある喫茶店で芸能プロダクションのスカウトマンの目に留まり、彼女はのちに売れない演歌歌手としてデビューした。地方の民謡歌合戦で幾度となく優勝して、神童と持てはやされた噂は耳にしていたらしい。　個室の鍵付き引き出しにしまってある預貯金通帳やクレジットカード入れの下に、レコードジャケットが重ねてある。スマホでの忍者グッズのネット購入と決済操作を手伝った際に見えてしまった。「忍」の赤文字がいっぱい刺繍された黒い着物をまとった若い頃の写真に、「忍法　恋隠れ　ゆうきしのぶ」という曲名と歌手名がクレジットされていた。　しのぶさんは伊賀出身の父と甲賀出身の母の禁断の恋の賜物で、忍者修練どころに預けられて育ったそうだ。たぶん養護施設のことだと思う。今は、くノ一に復帰して諜報工作活動を再開したいと密かに目論む介護施設にいる。僕はそこの職員。平たく言えば、彼女の担当介護士だ。　実家で怪奇現象が起こって困っていると、母から緊急呼び出しを受けた。休暇を取って帰省したのだが、しのぶさんも特別外出許可を取ってついてきた。「しっかり者のカノジョ同伴だからオオブネに乗った気でいな」と言われて不安だった。「彼女を連れて来るんだったら、前もって電話で教えといてよ」母は嘘みたいにすっかり騙されてしまった。　しのぶさんは中東イスラム女性が身につけるニカーブのような目以外の頭部を覆う被りものをした、時代錯誤の忍びの格好だった。「里のオキテで、ミサオを守る者はヨソビトに顔や肌を見せてはならず、こんな出立ちで失礼しますわ」　帰省途中、駅や電車の中にいた海外観光客が集まってきて、スマホで一緒に撮られる際は覆面を外してノリノリだったくせに。しかも「掟」はないだろ。　普段のしゃがれた声がバレないよう、歌うように裏声を駆使して会話していた。　母は思い出すと怖い顔に変わって状況説明した。「パートのシフト勤務から深夜に帰宅すると、娘のやよいが眠る二階の部屋の窓を叩く音がしたり、家具がガタガタ音を立てていたの。部屋を覗くと、やよいが眠るベッドが激しく揺れていたのよ」「平たく言えば、ポルターガイストの術じゃな、じゃないかしら。娘さんもずいぶん怯えたでしょうね」「いいえ、翌朝話したけど覚えておらず、半信半疑でした」　僕は笑いをこらえた。妹が熟睡状態に入ると、地震や雷くらいでは目覚めない。　その晩、しのぶさんが妹のベッドを使い、妹は一階の母のベッドで寝た。　僕は二階の以前の自分の部屋で寝袋にくるまった。そこは、母が通販購入したランニングマシンなどの健康器具の遊休倉庫と化していた。念のため、首から十字架を下げ、数珠を手にした。　夜中、ものすごい物音で飛び起きた。隣室からだった。　ノックしてから恐る恐るドアを開けて照明スイッチを入れると、光るものが飛んできて壁に突き刺さる。心臓が止まるかと思った。しのぶさんが放った手裏剣だった。「邪魔するでない！　じっとしておれ」　僕は「フリーズ」と命じられたように凍りつき、目だけ動かした。　まさか、心霊現象相手に闘っているのか？　彼女が懐から取り出した玉を床に投げつけると、部屋いっぱいに煙幕が張られた。　黒い人影が浮かぶ。心霊が咳き込んでから聞き覚えのある声を発した。「やよいがなかなか起きてくれないからさ。窓を叩いたり、ベッドを揺すったんだよ……ところで、この人だれ？」「父さん？　ウソだろ」「伊賀者でも甲賀者でもないな。さては風魔か！　成敗してくれようぞ」「待って！　父は年明けに亡くなってます。四十九日法要やったばかりじゃないか」「あのときは隣の墓の住人から『あの世見学ツアー』に誘われて、留守にしていたんだよね。あいつが娘自慢ばかりするもんだから、急に自分の娘に会いたくなってなあ。寝顔を見たら声まで聞きたくなっちゃって……」「お盆まで我慢しろよ」「そうだなあ、また来るわ。じゃあ、元気でな」　煙幕が晴れてきた。父は両手を合わせ人差指を立て、ドロンと消えた。「かなりの使い手じゃの」　しのぶさんの胸のふくらみも片方消えていた。　元気が良かったしのぶさんだが、介護施設に戻ると間もなく亡くなった。あとから分ったことだが、父の隣のお墓の住人が芸能プロダクションの元スカウトマンで旦那さんだった。同郷だと知り、僕は娘さんと一緒に帰省して納骨することにした。しのぶさんの旦那さんはさすけ、娘さんがかむい、どこかで聞いたような名前だった。娘さんは高齢で授かった子らしく、僕と同い年だった。母には何と紹介しよう。　しのぶさんのもう片方の胸のふくらみだった煙幕玉を、形見として譲り受けた。今年のお盆は騒がしくなりそうな予感がする。（了）
野崎しいな
2025/07/12 07:54
短編小説 :その音は 3話を公開しました。よろしけばご一読下さい🙏 #ホラー小説 #短編小説 #その音は https://note.com/shiinanozaki/m/m7456a17e1aa1