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鬼の町からド迫力!「第7回 鬼の造形大賞」

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アート・絵画・工芸
公募ニュース

愛知県南予地方にある鬼北(きほく)町では、「鬼」をテーマにした造形作品を募集しています。締め切りは2022年1月31日。最優秀賞(鬼北町長賞) など複数の賞が設定され、賞金総額は50万円を予定しているそうです。個人だけでなく、学校、グループでの応募も可能です。

全国唯一の鬼の町

鬼北町は、全国1741の地方公共団体の中で唯一「鬼」の文字が入る自治体です。そこで、「鬼」をキーワードにしたユニークな町おこしをしています。これまでには「鬼のウォールアート」や「鬼の道 標語コンテスト」、「愛ある鬼嫁コンテスト」などのイベントも開催されました。

7回目を迎える「鬼の造形大賞」には、毎回全国から力作が送られてきます。フィギュア系の造形物だけでなく、FRP製、金糸、木製、陶器など、さまざまな素材の造形物が集まるそうです。

応募された作品は、鬼北町役場庁舎に展示するほか、町内公共施設やイベント会場で展示するなど、「鬼のまちづくり」をPRするために活用するとのこと。鬼北町のWEBサイトからは過去の優秀作品を見ることができますが、どれも迫力満点です。鬼と一言で表しても、かっこいいもの、色気のあるもの、恐ろしいもの、かわいらしいものなど、その魅力の多彩さに気付かされます。

今、「鬼」がアツい!

漫画・アニメ「鬼滅の刃」の大ヒットにより古くさいイメージは一掃され、鬼は今をときめくモチーフになりました。また、コロナ禍で疫病退散を願う「アマビエ」に注目が集まるなど、日本ならではの妖怪・伝説がブームになりつつあります。

前回の最優秀賞・作品名「撃攘」は、まっすぐな長髪をたなびかせた青鬼が、大きな棍棒を振り回している作品。昔ながらの鬼のイメージを踏まえつつも、そのデザイン、筋肉美、物語性など極めてモダンです。まさに「現代の鬼」といった作品が選ばれました。

年々応募数が増えている本公募。今年も注目が集まりそうです。さまざまな鬼が集う鬼北町に、あなたらしい鬼を送り込みましょう! 

 

第7回 鬼の造形大賞

●賞:最優秀賞1点=賞金(各賞総額50万円)

●締切:2022年1月31日(月)

 

青木緑

公募情報ライター。得意分野は短歌と川柳。いつか小説にも挑戦したい。公募ガイド公式Instagramでも執筆中。

 

出典:https://www.town.kihoku.ehime.jp/soshiki/kikaku/12648.html

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