映画界の新星を探せ!「TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY」
東宝ビデオ株式会社では、映画の企画・脚本を募集します。第1回となる今回のテーマは「青春映画」。10代~20代の登場人物を中心とした、オリジナルストーリーが求められます。締め切りは9月30日。11月末に受賞作品を発表。2022年夏に映画完成を目指し、冬以降に劇場公開の予定です。受賞作品には製作費1500万円が出資され、その中から監督脚本料として100万円が授与されます。
ビッグ・プロジェクト始動!
『百円の恋』『愛の渦』『アンダードッグ』 など数々の話題作を世に送り出し、映画賞を獲得してきた東映ビデオ。今回のプロジェクトの目的は、新進クリエイターと共に良質な劇場映画を作り、それを未来へと継続していくことだそうです。
今回の企画コンペで作品を決定した後は、参加する俳優を決定するためのオーディション、演技ワークショップ、映画ファンが参加できるクラウドファンディングなども予定されています。まさに、映画制作の真っ只中に飛び込める貴重なチャンスです!
応募資格は、プロのクリエイター(映画監督、脚本家)として活動している人、またはプロを志望する人であること。実績があってもなくても、本気で取り組む人なら応募可能です。未成年の人も、親権者の同意があればOK。ふるってチャレンジしましょう。
企画と脚本をセットで応募
提出するのは映画の「企画書」と「脚本」です。監督と脚本は同じ人が担当しても、別々の人がタッグを組んでも応募できます。
企画書には、企画の意図や観客のターゲットなど明確に書いてアピールしましょう。プロジェクトリーダーの佐藤現氏は「クリエイターの個性と寄り添いながら、共に『劇場映画』を作って世に出していきたい」と語ります。
今回の特別審査員は、映画監督・脚本で知られる足立紳氏。第1回「松田優作賞」に『百円の恋』を応募し、受賞したことをきっかけにデビューを果たしました。そんな足立氏が「審査員じゃなかったら、恥ずかしげもなく応募していたに違いない」と語る今回のプロジェクト。年齢、性別、経験を問わず挑戦できるコンペとしては、日本最大級かもしれません。
あなたの人生を大きく動かすきっかけになるかもしれない、そんな劇場映画プロジェクトです。どんな作品が受賞するか、多くの注目が集まります!
青木緑
公募情報ライター。得意分野は短歌と川柳。いつか小説にも挑戦したい。公募ガイド公式Instagramでも執筆中。
出典:https://www.toei-video.co.jp/tvncf/
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