あなたの言葉で!「ムーミンキャッチコピー大募集」
世界中から愛されるキャラクター・ムーミンの公式WEBサイトでは、ムーミンたちの画像につけるキャッチコピーを募集しています。お題の画像は、ムーミンキャッチコピー製作委員会のTwitterアカウントから出題されます。7月の出題日は1日、11日、21日、31日の4回。それぞれ9日後が応募の締め切りで、最終回の締め切りは8月9日12時です。入賞者のキャッチコピーは、ポスターや広告など、広く使用される予定です。
意外と知られていない奥深さ
スウェーデン系フィンランド人の女性画家・作家であるトーベ・ヤンソンが、1945年に小説作品を発表したのがムーミンの誕生です。その後、書かれた9冊の小説は、文章もイラストもトーベ・ヤンソン自身が手掛けています。また、1954年からはイギリスの夕刊紙にてコミックスの連載が開始。1960年以降はトーベの弟・ラルスが執筆を引き継ぎ、1975年まで続いたそうです。
日本では1969年、1990年にアニメが制作され、人気を博しました。2019年からは30年ぶりとなる新作アニメも放映。世代を問わずファンが多く、グッズも多数販売されています。そんな愛らしいフォルムのムーミンですが、キャラクターのデザインやイラストに比べ、ストーリーの驚くべき豊かさは意外と知られていないようです。
たとえば、短編集『ムーミン谷の仲間たち』に登場するニンニという女の子の物語。ニンニは、周囲から軽んじられて育った結果、誰からも見えない透明人間のような姿になってしまいました。ムーミン谷に来て、ムーミンママの優しさに触れることで少しずつ姿を取り戻し、最終的には「怒り」の感情を思い出したことをきっかけに元の姿に戻ります。この他にも数々の名言など、その奥深く豊かな物語は、現代に生きる私たちにも強く響きます。
応募はTwitterからでOK
ムーミンの魅力を、あなたの言葉で表現してみませんか? まずはお題となる画像をTwitterで確認。キャッチコピーを考えたら、ハッシュタグ「#ムーミンキャッチコピー」をつけて、応募期間内にツイートすれば応募完了です。他の人の投稿を見て、参考にするのもオススメ!
応募の前に、ぜひ主催者のWEBサイトをぜひ訪れてみてください。キャラクターの紹介や、ムーミンの歴史、オンラインショップなど充実の内容です。ムーミンの知らなかった魅力に出会えるかもしません。
世界中から愛されるムーミンを、より多くの人に知ってもらうために。キャッチコピーという短い言葉に、ムーミン愛を凝縮させましょう!
青木緑
公募情報ライター。得意分野は短歌と川柳。いつか小説にも挑戦したい。公募ガイド公式Instagramでも執筆中。
出典:https://www.moomin.co.jp/moominsday2021/catchcopy
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