中村航選 プロットだけ大賞 第4回 入選 眠れぬ夜には歌声を
-第4回-
結果発表
お題ログライン
入 選
「眠れぬ夜には
歌声を」
右近の橘(著)
4.3★★★★★
カテゴリ アイドル 恋愛 小説
舞台・世界観
ひょんな事から恋人の本音を聞き、失恋した桐子は不眠症になる。気を紛らわすためにカラオケで歌っている所を、プロデューサー・雨夜カイに見出された彼女は、深夜ライブ限定のアイドルとして人気を博していく。
登場人物 姫路桐子(20)
女性。大学生。失恋が原因で不眠症になってしまい、深夜まで営業しているカラオケに通い詰める。自覚はないが、圧倒的な声量と音域を持つ。
草間直墨(21)
男性。大学生。桐子の幼馴染兼恋人で、気づけば付き合っていたという間柄。桐子の性格や好みを熟知しているが、恋人というよりも保護者のような目線で接している。
雨夜カイ(36)
男性。プロデューサー。 『最高に盛り上がる夜更かしを』というコンセプトのアイドルグループを企画中に、カラオケで偶然聞いた桐子の歌に惚れ込み、スカウトする。
ストーリー
大学生の桐子と直墨は、周囲も羨むほどに仲の良い恋人同士で、大学卒業後は結婚する予定である。しかしながら、ある日桐子は、直墨が友人に「桐子を女として見れない」と話しているのを聞いてしまう。
傷ついた桐子は直墨に別れを告げるが、それ以来眠れなくなってしまい、深夜まで営業しているカラオケに通うように。そこで桐子は、ある男と出会う。驚いたことに、その男は敏腕プロデューサーの雨夜カイだった。
深夜ライブ限定のアイドルグループ『atarayo.』のメンバーとなった桐子は、圧倒的な歌唱力で人気を獲得し、ステージに立つ事に生きがいを見出す。しかしながら、直墨に復縁を迫られ、桐子の心は揺らぐ。
直墨に促されるまま、桐子はグループ脱退を宣言する。 カイに、脱退の条件として客席からライブを見るよう言われた桐子は、歌への未練と情熱を自覚し、直墨に別れを告げて、再びステージに立つ。
中村先生からの一言コメント
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