絵が描けなくてもマンガやアニメ、映画も作れちゃう⁈ World Makerの使い方(1/2)
「話を考えるのは好きだけれど、絵を描くのは苦手」、「漫画を描いてみたいけど、コマ割りや構図に自信がない」。そんな悩みを抱える漫画家志望のみなさんに、オススメしたいのが「World Maker(以下、ワールドメーカー)」というアプリです。簡単な操作でネームやコンテなどを作成できるワールドメーカーを使って、あなたの頭にあるアイデアや物語を、形にしてみませんか?
ジャンプ+から生まれた「ワールドメーカー」
2023年に誕生したワールドメーカーは、漫画ネームや映像コンテンツのコンテを手軽に作成できる、ジャンプ+から生まれたアプリ。サービス開始後は多くの反響を呼び、今ではユーザー数35000人超、投稿された作品数は約8万7000点にのぼるなど、人気を博しています。
本アプリには作品づくりを助けるツールだけでなく、あなたの作品を世界中にシェアできるコミュニティ機能もあり。ほかにも自動翻訳ができたり、独自開催のコンテストにそのまま応募できたりと、さまざまなことができる画期的な創作系アプリなのです。
絵が描けなくても漫画家の夢、あきらめないで
ワールドメーカー最大の特徴は、なんといっても「絵が描けなくてもいい」という点です。使い方は、キャラクターや吹き出し、効果音、背景など600万種類以上あるたくさんのパーツから必要なものを選択し、コマやカットに貼り付けて、組み合わせていくだけ。絵に自信がない人でも、タブレットやスマホで感覚的にアイテムを配置することで、簡単に作品がつくれちゃう優れものなんです。
また、本アプリは「そもそもネームやコンテをどうやって作るのかがわからない」という人にもオススメ。漫画のネームを作成する際に悩ましいコマ割りについても、すでにあるテンプレートを使用できたり、絵コンテのカットごとに時間や内容、台詞などを入力するフォーマットがあったりと、初心者でも迷うことなく創作することができます。
最近では、ネーム原稿や脚本のみで応募できる公募もあり、絵がかけなくてもデビューのチャンスがあるコンテストもたくさんあります。非公開で作成したネームは、ワールドメーカー内で開催されている以外のコンテストに投稿するのもOK。ワールドメーカーがあれば、あきらめていた漫画家や映画監督になる夢が、現実になるかもしれませんよ……?