大阪の小学生が考案したCO2モンスター、過剰包装の「つつみタガリーナ」が最優秀賞に
大阪府内の小学生を対象とした脱炭素啓発コンテスト「緊急!減CO2(ゲンコツ)ミッション」の受賞作品が発表された。日本総合研究所と大阪府が共催したこのコンテストには、府内小学校等から約1,400件もの応募があり、過剰包装をモチーフにした「つつみタガリーナ」が最優秀賞に選ばれた。
このコンテストは、脱炭素社会の実現に向けて、子どもたちが日常生活の中でのCO2排出を「自分ごと」として捉えることを目的に実施された。大阪府内の小学4~6年生約21万人を対象に、暮らしの中のムダな行動で排出されるCO2を、モンスターとして表現するよう呼びかけた。
審査では、「モンスターのデザイン性」「CO2発生源の着眼点」「減CO2行動の啓発訴求力」の観点から評価が行われた。最優秀賞を受賞した「つつみタガリーナ」は、買い物時の過剰包装という新しい視点と愛らしいデザインが高く評価された。
受賞作品は、大阪府のウェブサイトで公開されるほか、11月に開催される「SDGs× ECO FESTIVAL」や「おおさかもん祭り」でも展示される予定だ。これらの作品を通じて、より多くの人々が日常生活での脱炭素行動を意識するきっかけとなることが期待されている。
出典:https://www.greenmarketing-lab.com/genco2/CO2monster/contest_result-2024osaka.html