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本を売って子どもたちに希望を!長野の古書店が実施する"想いをつなぐ"ブックギフト企画とは

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報道発表
プレスリリースより

長野県上田市の株式会社バリューブックスが、心温まる社会貢献プロジェクトを展開している。12月1日から31日までの期間限定で実施される「ブックギフト月間」では、買い取った本の査定金額の10%を自社負担し、その資金で全国の子どもたちに本をプレゼントする取り組みだ。

同社が2009年から続けている「ブックギフト」プロジェクトは、廃棄される運命だった本に新たな価値を見出し、本を必要とする子どもたちの手元に届けている。この15年にわたる活動を通じて見えてきたのは、経済的な理由や地理的な制約により、十分な読書体験を得られない子どもたちの存在である。

2024年には被災地を含む全国の子どもたちに約9,000冊もの本を届けることに成功。来年は12,000冊を目標に掲げており、読書体験における格差解消に向けて着実な歩みを進めている。

プロジェクトを通じて本を受け取った子どもたちからは喜びの声が続々と寄せられている。「自分だけの本」として大切にする姿や、毎日何度も読み返す様子が報告され、本を介した温かな交流が生まれている。

参加方法は至って簡単で、期間中にバリューブックスに本の買取を申し込むだけ。売り手への査定金額は通常通り全額支払われ、その10%相当を会社が負担する仕組みだ。本の持つ力を信じ、次世代へと紡いでいくこの取り組みは、古書の新しい価値創造の形として注目を集めている。

出典:https://www.valuebooks.jp/bookgift-present