バーチャルリアリティ（VR）の世界でもファッションを楽しむ文化が広がる中、株式会社壽屋、株式会社ブックリスタ、株式会社ユカアンドアルファが主催する「第1回デジタルアパレルデザインコンテスト」が開催されることが発表された。このコンテストは、VR空間でのアパレルデザインの可能性を追求し、次世代のクリエイターを発掘することを目的としている。

コンテストの詳細を説明するウェビナーが2025年1月8日（水）10:00から11:30にかけてオンラインで開催される。参加費は無料だが、事前登録が必要となる。ウェビナーでは、コンテストの概要説明や3Dファッションデザインソフトウェア「CLO」の使用方法などが紹介される予定だ。

コンテストのテーマは「バーチャルだっておしゃれしたい！」。参加者は3Dファッションデザインソフトウェア「CLO」を使用し、VR世界で映えるカクテルドレスをデザインする。応募資格は国内の学校に通う学生で、1人3点まで応募可能。エントリー期間は2025年1月中旬から3月末までとなっている。

審査は一次審査と最終審査の2段階で行われ、最優秀賞1名、優秀賞2名、佳作7名が選ばれる。最優秀賞受賞者には賞金のほか、バーチャル製品化の検討、リアル製品化、「コトブキヤ秋葉原館大型ビジョン」での映像配信など、豪華な特典が用意されている。

審査員には株式会社壽屋、株式会社ユカアンドアルファ、株式会社ホビージャパン、株式会社アダストリア、CLO Virtual Fashion Inc.、YOYOGIMORIなど、ファッション業界やVR業界の第一線で活躍する企業が名を連ねている。

このコンテストは、バーチャルファッションの未来を切り拓く重要な一歩となりそうだ。VRの世界でも現実世界と同様にファッションを楽しむ文化を育て、新たなクリエイティブの可能性を広げることが期待される。学生クリエイターたちの斬新なアイデアと、最新のデジタル技術が融合した作品の登場に、業界関係者からも熱い視線が注がれている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000529.000006388.html