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【福島の伝統×若手デザイナー】会津型マスキングテープが誕生!学生コンペで斬新なアイデアが続々

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報道発表
プレスリリースより

福島県の伝統工芸「会津型」と現代的な文具がコラボレーション!ユニフォーム専門商社のユニフォームネットが主催する産学官連携プロジェクトで、斬新なマスキングテープデザインが誕生した。

このプロジェクトは、喜多方の染型紙「会津型」の認知度向上と、福島県の若手クリエーター育成を目的として開催された。国際アート&デザイン大学校の学生42名が参加し、江戸時代から続く伝統的な紋様を現代的な文具にアレンジするという挑戦的な課題に取り組んだ。

結果、喜多方市長賞1名と優秀賞4名が選出された。受賞作品は、マスキングテープの特性を活かした連続模様や、小さなスペースに世界観を凝縮したデザインなど、学生たちの創造力と技術力が光る力作揃いだ。これらの作品は、広島県の老舗印刷会社マルテンの協力により実際の商品として製作され、参加学生全員に贈呈された。

会津型は、江戸時代から着物の柄を染めるために使用されてきた染型紙の一種で、福島県会津地方の喜多方が一大産地として知られていた。1935年頃に途絶えたものの、約半世紀後に37,000点もの染型紙が発見され、現在は福島県の有形民俗文化財として保存・管理されている。

このプロジェクトは、ユニフォームネットが地域貢献の一環として行っている取り組みの一つで、2019年から毎年開催されている。伝統工芸と現代デザインの融合、そして若手クリエーターの育成を通じて、福島県の文化振興に大きく貢献している。

今回のコラボレーションにより生まれた会津型マスキングテープは、伝統と革新が見事に調和した逸品だ。福島の魅力を新しい形で発信する、このユニークな文具に注目が集まっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000023648.html