七五三撮影の新トレンド！2024年は「後半需要」が急増、その理由とは？

2025/01/10

七五三の撮影といえば、通常11月頃に行われるイメージが強い。しかし、2024年の撮影シーズンでは、新たなトレンドが浮上した。振袖専門店・フォトスタジオファーストステージによると、11月後半から12月にかけての「後半需要」が急増したという。

この現象の背景には、いくつかの要因が考えられる。まず、年末に向けたスケジュール調整がしやすくなったことが挙げられる。特に11月後半の予約が大幅に増加したことから、家族のスケジュールの都合に合わせやすくなったことが窺える。

また、お参りと撮影を同日に行いたいという需要も増加している。従来は前撮りが一般的だったが、1日で済ませたいという家族のニーズが高まっているようだ。

さらに、2024年は例年に比べて暑い日が長く続いたことも影響している。七五三は涼しい秋のイメージが強いため、暑さが続く中で撮影時期を後ろにずらす家族が多かったと考えられる。

ファーストステージでは、この需要に応えるべく、経験豊富なプロカメラマンを各店舗に配置。緊張しがちな子どもたちの自然な表情を引き出し、家族の絆を感じられる写真撮影を行っている。同社は「お子さまのみの撮影だけでなく、ご家族のみなさまとご一緒に撮影することをおすすめします」と提案している。

七五三撮影は、子どもの成長を祝う大切な行事だ。この新しいトレンドは、より多くの家族が思い出づくりに参加できる機会を提供している。ファーストステージは、2025年も引き続き、地域の家族の絆を深めるお手伝いを続けていく方針だ。

なお、同社は七五三撮影以外にも、成人式振袖のレンタル・販売やフォトウェディングなど、幅広い年齢層向けのサービスを展開している。ライフステージの節目ごとに、思い出に残る写真を提供することで、顧客との長期的な関係構築を目指しているようだ。

七五三撮影の新しいトレンドは、家族の絆を深める新たな機会となりそうだ。年末に向けて、大切な思い出づくりを検討してみてはいかがだろうか。