角田光代『明日、あたらしい歌をうたう』音楽が救う青春と親子の物語


2年ぶりの新作『明日、あたらしい歌をうたう』刊行
『対岸の彼女』『八日目の蟬』『紙の月』など、人間の痛みや葛藤をリアルに描いてきた角田光代の最新長編小説『明日、あたらしい歌をうたう』が2026年2月26日に刊行される。『方舟を燃やす』から2年ぶりとなる待望の一冊である。
カリスマ・ミュージシャンの息子と、音楽に救われた母の物語
本作は、亡きカリスマ的ミュージシャンを父と聞いて育った少年・新(あらた)と、少女時代に音楽に救われた母・くすかを中心に展開する。息子についた嘘の真実が明かされるとき、二人の人生の扉が開いていくという設定だ。角田自身も音楽で人生を救われた経験があり、本作を「今日まで生きてこられた感謝の気持ちが詰まっている一冊」と述べている。
著者が込めた思い「私を救ってきてくれたものへの恋文です」
角田は読者へのメッセージの中で、この作品を「今まで私を幾度も救ってきてくれた有形無形のものにたいする感謝の気持ちであり、恋文のようなもの」と語っている。どん底にいるとき、音楽がもたらす光、景色、つながりの大切さを体感すること。本作はそうした「この世界が生きるにあたいするうつくしい世界だということ」を描く物語だという。
朝井リョウ、ゆず北川悠仁ら著名人から絶賛の声
作家・朝井リョウは「ラストシーンの鮮やかさが、今も忘れられない」とコメント。ミュージシャンのゆず北川悠仁は「読み終えて本を閉じた今、あたらしい曲を作りたくて、うずうずしています」と述べている。テレビプロデューサー・佐久間宣行も「たくさんの人を救う本だと思う」と評価するなど、音楽と文学の最前線から絶賛の声が続々と上がっている。
書籍情報
書名は『明日、あたらしい歌をうたう』。著者は角田光代で、発行は水鈴社。発売日は2026年2月26日(木)、定価は1,870円(本体価格1,700円+税10%)である。装画はきくちちき、装丁は名久井直子が手掛ける。体裁は四六判上製で204頁。ISBN番号は978-4-910576-06-0となっており、同日に電子書籍も発売予定。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000084197.html