広島の高校生が平和への祈りを込めて制作!折り鶴を再活用した驚きのトロフィーが完成
広島市で開催される「天皇盃 第30回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会」に向けて、ユニークなトロフィーが完成した。メインスポンサーを務める株式会社大創産業の依頼により、広島市立基町高等学校の生徒たちが制作したこのトロフィーは、平和記念公園の折り鶴を再活用するという画期的な取り組みだ。
トロフィーのデザインには、平和を象徴する鶴と、平和を託す思いを表現したたすきのモチーフが採用された。さらに、開催地である広島にちなんで、縁起の良い錦鯉の模様も取り入れられている。使用された折り鶴は、「原爆の子の像」に捧げられたものを広島市から譲り受けたもので、世界中から寄せられた平和への願いが込められている。
制作に携わった高校生たちは、「選手の皆さんの逞しさ、走る勇姿を想像してトロフィーを作りました。私達の平和の想いを繋ぎたいと思います」とコメントしており、若い世代の平和への思いが感じられる。
大創産業は2015年から本大会のメインスポンサーを務めており、スポーツ振興と平和のメッセージ発信を両立させる取り組みを続けている。2019年に着想されたこの企画は、今回で4回目の実施となる。
広島市立基町高等学校の普通科創造表現コースは、芸術文化の創造・発信力を育てることを目標としており、今回のプロジェクトはその理念に沿った実践的な取り組みとなった。
大創産業は「世界中の人々の生活をワンプライスで豊かに変える」という社是のもと、グローバルな小売業として成長を続けている。この取り組みは、企業の社会貢献活動と教育、そしてスポーツイベントが融合した素晴らしい例と言えるだろう。
平和への願いと若者の創造力が結実したこのトロフィーは、大会当日、選手たちの手に渡る。そこには、広島の歴史と未来への希望が込められている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000187.000039955.html