音楽界の未来を担う若手アーティストを支援する「出光音楽賞」。その第33回受賞者によるガラコンサートが、2月20日（木）に開催されることが決定した。今回の受賞者は、ヴァイオリンの戸澤采紀氏と前田妃奈氏、そしてピアノの務川慧悟氏の3名。彼らの演奏を一堂に会して聴ける貴重な機会となる。

出光音楽賞は、長寿番組「題名のない音楽会」の25周年を記念して1990年に創設された。出光興産株式会社が主催するこの賞は、将来有望な新進気鋭の音楽家を発掘し、支援することを目的としている。これまでに多くの若手音楽家たちがこの賞を受賞し、その後の活躍が注目されてきた。

今回のガラコンサートの観覧を希望する音楽ファンは、テレビ朝日「題名のない音楽会」番組ホームページの「VIEWING（観覧募集）」から応募が可能だ。募集方法の詳細は1月18日（土）10:30より同ページで案内される予定だ。

さらに、このガラコンサートの模様は3月22日（土）に「題名のない音楽会」（テレビ朝日系列、土曜朝10:00～10:30）で放送される。地域によって放送時間が異なる場合があるので、各地域の番組表で確認することをお勧めする。

受賞者たちは、この栄誉ある賞の受賞に際して、それぞれ感慨深いコメントを寄せている。戸澤采紀氏は「人生の様々な側面を糧にし、自分の言葉で語ることのできる、そして音楽を通じて人と人を繋ぐことができるように、精一杯精進して参ります」と決意を新たにしている。前田妃奈氏は「大好きな音楽を何十年先も続けていられるよう、今を一歩一歩踏みしめながら、生きていきたい」と抱負を語った。務川慧悟氏は「音楽に対する情熱を変わることなく持ち続け、ずっと続けてゆこう」と熱い思いを表現している。

若き音楽家たちの情熱と才能が交差する、この特別なガラコンサート。クラシック音楽ファンはもちろん、若手アーティストの成長を見守りたい人々にとっても、見逃せないイベントとなりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000544.000023740.html