木更津の海を守れ!小学生485人が描いた熱い思い、第9回ポスターコンテストで感動の表彰式
千葉県木更津市で、海の環境保護への意識を高めるユニークな取り組みが注目を集めている。株式会社ジェイコム千葉 木更津局(J:COM 木更津)が主催する「第9回 きれいな海のまち木更津コンテスト」の表彰式が、2025年1月18日にイオンモール木更津で開催された。
このコンテストは、木更津市内の小学生を対象に「ゴミのポイ捨て抑止」をテーマとしたポスターデザインを募集するもので、今回は過去最多となる485作品もの応募があった。一般投票によって選ばれた優秀作品10点が表彰され、受賞した小学生たちが晴れやかな表情で式に参加した。
今回のコンテストで特筆すべきは、新たに「海上自衛隊航空補給処長賞」が最優秀賞の一つとして加わったことだ。受賞した請西小学校3年生の門脇暖花さんの作品「いっしょに守ろう木更津の海」は、地元のマスコットキャラクター「きさポン」と魚たちが仲良く泳ぐ姿を描き、海を守る大切さを訴えかける力作となっている。
門脇さんは受賞の喜びを「木更津の海が大好きなので、きれいな海を守るために来年もコンテストに参加したいです」と語り、その熱意が伝わってきた。海上自衛隊航空補給処の田中佳行処長も「若い世代の皆さんに海に興味を持っていただけることを願い、コンテストに賛同しました」とコメントし、地域を挙げての取り組みの重要性を強調した。
受賞作品は、3月中旬頃から木更津市の観光スポットである鳥居崎海浜公園に設置される予定だ。高さ27mの日本一高い歩道橋「中の島大橋」がある同公園で、小学生たちの想いが込められたポスターが多くの人々の目に触れることになる。
J:COMは、この取り組みを通じて「安心安全で輝き続ける地域づくりやコミュニティづくり、その課題解決に積極的に貢献し、私たちの地域社会がサステナブルでありつづけられるよう、みなさまと共に未来を拓いてまいります」と決意を新たにしている。
木更津の海を守る小学生たちの熱い思いは、確実に地域に根付きつつある。この取り組みが今後も継続され、さらに大きな波となって広がっていくことが期待される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001576.000007676.html