コーヒーの香りと共に、ガラスペンの繊細な線が紙面を彩る。そんな素敵な世界が広がる新刊『ガラスペンとインクで彩る すてきな喫茶室』が、2025年1月20日に株式会社ナツメ社から発売される。本書は、人気イラストレーターのomisoさんが描く架空の喫茶室「喫茶ink堂」を舞台に、読者が自由にイラストを彩ることができる、まさに"参加型"の一冊だ。

本書の魅力は、なんと言ってもomisoさんが描く喫茶室の世界観。ねこの店長と店員の小筆さんが切り盛りする店内には、プリンアラモードやナポリタン、クリームソーダなど、懐かしくも新しい喫茶店メニューが並ぶ。これらのイラストを、読者自身がガラスペンとインクで彩ることができるのだ。

ガラスペン初心者でも安心。巻頭には着彩例やなぞり描きのコツが紹介されており、色選びや道具の使い方を学びながら楽しむことができる。また、色鉛筆やマーカーなど、手持ちの画材でも楽しめるのも嬉しいポイントだ。

さらに、本書の活用法はそれだけにとどまらない。完成したイラストは、ガイド線に沿って切り取ることで、オリジナルのメッセージカードとしても使用可能。大切な人への贈り物に添えれば、きっと特別な思い出になるだろう。

著者のomisoさんは、食べ物や人物を中心に活躍するイラストレーター。洋菓子メーカーでの経験を活かし、『ものがたり洋菓子店』シリーズなど、食をテーマにした作品を多く手がけている。その経験が、本書の温かみのある喫茶室の世界観に活きているのだろう。

定価1,650円（税込）のA5判80ページ。アマゾンでの予約も始まっており、早くも注目を集めている。ガラスペンやインクの魅力に触れたい人、懐かしの喫茶店の雰囲気を楽しみたい人、そして自分だけの特別な一冊を作りたい人にぜひおすすめしたい一冊だ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000106.000144952.html