沖縄の魂を缶に込めて!オリオン ザ・プレミアムが100万円の夢のデザイン公募を開始
沖縄を代表するビールブランド、オリオンビールが新たな挑戦を始めた。同社の看板商品「オリオン ザ・プレミアム」のリニューアルに伴い、缶のパッケージデザインを一般から募集するという画期的な取り組みだ。この公募は、沖縄県民との絆を深め、ビール文化の新たな一頁を刻むプロジェクトとして注目を集めている。
実は、オリオンビールには公募にまつわる秘話がある。創業当初、その社名すら一般公募で決定したという。今回のデザイン公募は、そんな原点回帰の意味合いも込められているのだ。沖縄の人々と共に歩んできた歴史が、このプロジェクトに深みを与えている。
公募のテーマは「沖縄の自然」。オリオン ザ・プレミアムの特徴である「華やかな香りと長く続く余韻」を表現し、「霧が晴れるように頭の中も澄み渡る」というコンセプトを伝えるデザインが求められている。これは単なるデザインコンテストではない。沖縄の魂を缶に込める、クリエイティブな挑戦なのだ。
応募資格は、沖縄県出身または在住の20歳以上。プロアマ問わず、個人でも団体でも参加可能だ。締め切りは2月18日。採用されたデザインは実際に商品化され、デザイナーには100万円の謝礼が贈られる。これは沖縄のクリエイターにとって、まさにビッグチャンスと言えるだろう。
選考プロセスも興味深い。オリオンビール社による一次審査を通過したデザインは、一般投票にかけられる。最多得票のデザインが採用されるという、まさに「みんなで決めるビール」だ。これにより、より多くの人々の想いが詰まった特別なプレミアムビールが誕生することだろう。
この取り組みは、単なるマーケティング施策を超えた意義を持つ。地域に根ざしたブランドが、その地域の人々と共に成長していく姿勢は、他の企業にとっても大いに参考になるはずだ。オリオンビールの挑戦が、どのような結果をもたらすのか。沖縄の新しいビール文化の誕生を、我々は今、目撃しようとしている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000192.000044607.html