香川県・小豆島で2月2日、「妖怪万博2025」が開催される。このイベントは、妖怪をテーマに全国から約100のブースが集結する日本最大級の妖怪博覧会だ。

イベントの目玉は、妖怪研究界の重鎮である小松和彦氏、湯本豪一氏、香川雅信氏によるトークショーだ。また、全国の妖怪スポットが一堂に会し、鳥取県境港市や兵庫県福崎町、徳島県の「妖怪屋敷」など、各地の妖怪文化を紹介する。

会場では6つのパビリオンに分かれて展示が行われ、妖怪をテーマにした物販や飲食、アート作品の展示販売などが楽しめる。さらに、妖怪画のコンテスト「妖怪画大賞」の公開審査会や、妖怪コスプレのファッションショー「YOKAI COLLECTION SHODOSHIMA」も開催される。

イベントのクライマックスは、人気観光地エンジェルロードまで続く「小豆島百鬼夜行」パレード。妖怪コスプレイヤーたちが、干潮時にだけ現れる海中の道を練り歩く幻想的な光景が見られるという。

前日の2月1日には、妖怪画家・柳生忠平氏と巡る小豆島妖怪バスツアーや、怪談会「島ノ怪」も予定されている。また、イベントに合わせて制作された「妖怪万博オフィシャルグッズ」も販売される。

「妖怪万博2025」は、妖怪文化を通じて地域振興を図る取り組みの一環。主催者は「妖怪をテーマに地域振興をする団体、研究者、アーティスト、クリエイター、コスプレイヤー、パフォーマーなど、あらゆる妖怪文化を育む人々が集い、世界に向けて妖怪文化を発信する」としている。

妖怪ファンはもちろん、日本の伝統文化に興味がある人にとっても見逃せないイベントとなりそうだ。入場は無料で、3,000人の来場が見込まれている。詳細は公式サイト（https://www.yokaiexpo.com）で確認できる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000183.000005189.html