手芸愛好家の間で注目を集めている「引き揃え編み」。この技法を存分に楽しめる新刊『かぎ針で編む 引き揃え編みのニット』が、株式会社日本文芸社から2025年2月12日に発売される予定だ。本書は、2～3本の糸を一緒に編む「引き揃え」をテーマに、ツイード風ジャケットやベスト、ビスチェなどのウエアから、ショールやバッグ、スマホストラップまで、幅広いアイテムのレシピを紹介している。

引き揃え編みの魅力は、複数の糸を組み合わせることで生まれる独特の風合いや素材感、そして色の調和にある。本書では、これらの特徴を活かした作品が豊富に掲載されており、読者は季節を問わず楽しめるデザインに出会えるだろう。

初心者にも安心の構成となっており、糸の選び方や組み合わせの考え方、針の選び方まで丁寧に解説されている。「ゲージの計算が苦手」「糸の選び方がわからない」という方でも、安心して取り組める内容となっている。

さらに、本書の特徴として「引き揃えスワッチカタログ」が付いていることが挙げられる。これは、おすすめの糸の組み合わせで編んだ編み地のサンプルを集めたもので、実際の仕上がりをイメージしやすくなっている。作家陣が選んだ魅力的な組み合わせを参考にすることで、読者自身の糸選びがより楽しく、確実なものになるだろう。

また、本書は季節を超えて楽しめる工夫も施されている。掲載されている作品サンプルに加え、秋冬シーズン向けの糸の組み合わせ案も提案されているため、同じパターンでも季節に応じた作品作りが可能だ。お気に入りのデザインを見つけたら、異なる糸で編み直してみるのも面白いかもしれない。

『かぎ針で編む 引き揃え編みのニット』は、B5変型判、80ページ、定価1760円（税込）。全国の書店やオンライン書店で購入可能だ。手芸を愛する人々にとって、新たな創作の扉を開く一冊となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000652.000041489.html