岐阜県各務原市にある世界淡水魚園水族館「アクア・トト ぎふ」が開催した「トト漢字コンテスト」の入賞作品が決定し、館内で展示されている。このユニークな企画は、魚に文字を組み合わせたオリジナルの創作漢字を募集するもので、今回で12回目を迎えた。

コンテストには一般の部とキッズの部（小学生以下）があり、合計685点もの応募があった。魚の特徴や習性を巧みに表現したものから、ユーモア溢れる作品まで、創意工夫を凝らした漢字が多数集まった。各部門で最優秀賞1点、優秀賞2点、特別賞3点、佳作6点が選出され、水族館のホームページや館内で紹介されている。

入賞作品の展示は2025年2月15日から4月6日まで行われ、館内1階の出口ゲート付近で鑑賞できる。通常の入館料のみで観覧可能なので、水族館の見学ついでに立ち寄るのもおすすめだ。

この「トト漢字コンテスト」は、身近な生き物や水族館の魚に関心を持ってもらうことを目的としている。漢字という日本文化の要素と、水族館の魚たちを融合させた斬新な取り組みは、子どもから大人まで幅広い層の興味を引きつけている。

水族館の広報担当者は「毎回、想像を超える独創的な作品が寄せられ、審査員一同驚かされています。魚の世界の奥深さと、参加者の皆さんの豊かな発想力に感動します」とコメントしている。

魚の生態や特徴を楽しく学べるこのイベントは、教育的な側面も持ち合わせている。展示を見た来場者からは「子どもと一緒に漢字の勉強になった」「魚の新しい魅力を発見できた」といった声も聞かれるという。

「アクア・トト ぎふ」では、この他にも季節ごとにさまざまなイベントを開催している。魚たちの生態を間近で観察できるだけでなく、このような創造性豊かな企画で、来場者を楽しませている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000105194.html