河合塾美術研究所新宿校が、小学4～6年生を対象とした「キッズアート講座」を4月13日から開講する。この講座は、名古屋校で人気を博した「こども美術教室」のエッセンスを取り入れたもので、首都圏では初めての開催となる。

近年、生成AIをはじめとするデジタル技術の発展により、人間ならではの能力として「新しいものをつくり出すチカラ」が注目されている。この講座では、アートを通じてそのような力を育むことを目指す。参加する子どもたちは、多様な素材に触れ、創作の楽しさを体験しながら、世界を見つめ、考えるための感性を養うことができる。

講座内容は、パレットの作り方などの基本的な手法から始まり、静物画やクロッキー（速写）にも挑戦する。予備知識は必要なく、初心者も大歓迎だ。全6回の講座は4月から6月にかけて日曜日に開催され、各回2時間の授業となる。

参加費は各月10,400円（税込）で、3カ月合計31,200円。別途、画材セット（5,500円・税込）の購入が必要となる。興味のある方は、開講4日前までにウェブサイトから申し込むことができる。また、保護者の同伴（参観）も可能となっている。

河合塾美術研究所は、美大・芸大進学に特化した河合塾のコースで、東京（新宿）と名古屋（千種）で開講している。一人ひとりと対話する丁寧な個人指導や充実したカリキュラム、学習環境を通じて、生徒の個性を育んでいる。2025年春には35名の東京芸術大学合格者をはじめ、全国の美大・芸大に多くの合格者を輩出している。

デジタル時代だからこそ、自分の目で見て、考え、手を動かして新しいものを創り出す力が求められている。この「キッズアート講座」は、そんな時代に即した子どもたちの創造力と表現力を育む貴重な機会となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000148.000030937.html