ジュエリーブランド「ANNA DIAMOND」と線画家・吉田薫氏のコラボレーションが、従来のジュエリーの概念を覆す斬新なアート作品を生み出した。都市鉱山由来のシルバーをキャンバスに、ダイヤモンドと繊細な線画を融合させたこの作品は、「愛の流動性」をテーマに、時とともに変化する愛の本質を表現している。

ANNA DIAMONDは、「We are Editors. Story about reshined materials.」をコンセプトに、消費社会で見過ごされてきた素材に新たな価値を見出すジュエリーブランドだ。今回の作品は、同ブランドの「Fluidity of Love Collection」の一環として制作された。

この作品の特徴は、従来の指輪とは異なる「愛の証」の形を提案している点だ。都市鉱山から再生されたシルバープレートの上に、吉田薫氏の異なる過去の版から抽出された2本の線が交差するように描かれ、その交点にダイヤモンドが輝く。これは、異なる人生を歩んできた二人が出会い、新たな人生を紡ぎ出す瞬間を象徴している。

さらに興味深いのは、この作品が時間とともに変化することだ。無垢のシルバーは年月を重ねるごとに深みを増し、やがて黒みを帯びていく。この変化によって、シルバーと線画、ダイヤモンドのコントラストがより際立ち、作品の魅力が増していくのだ。

ANNA DIAMONDのデザイナー兼ファウンダーである森春菜氏は、「愛とは、ただ永遠であることではなく、変わりゆく美しさを共に見つめること」と語る。この作品は、そんな愛の本質を空間に携える新しいダイヤモンドの在り方を提案している。

この革新的なアート作品は、ANNA DIAMONDの直営店で予約制にて公開されている。ジュエリーの概念を超え、アートと融合した新たな「愛の証」が、多くの人々の心を揺さぶることだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000125244.html