福岡のアートシーンに新たな風を吹き込む「ART BASE KMY（アートベース神屋）」が、2025年4月に福岡市博多区神屋町にグランドオープンする。この5階建ての複合施設は、クリエイターと来場者をつなぐ革新的な空間として注目を集めている。

ART BASE KMYは、シェアアトリエやワークショップスペース、カフェを備えた"アートのための複合施設"だ。アーティストの創作活動をサポートするだけでなく、一般来場者が気軽にアートを楽しめる場を提供する。施設の入口には、来場者を出迎える巨大な恐竜のオブジェが設置され、訪れる人々の好奇心を刺激する。

施設内には、アーティストの制作風景を間近で見学できるシェアアトリエや、地域に開かれたワークショップスペースが用意されている。また、商談や特別展示に利用できるVIPルームも設けられ、アートビジネスの拠点としての機能も果たす。さらに、アートに囲まれながらくつろげるカフェスペースも併設され、来場者の憩いの場となっている。

注目すべきは、福岡のストリートファッションを代表する"NOBOSE"がアパレルやフィギュアを展開するスペースだ。ファッションとアートの融合により、若者を中心とした幅広い層の来場が期待される。

ART BASE KMYでは、「ART BASE MARCHE（マルシェ）」や「ART BASE Work Shop」など、来場者がアート体験を楽しめる定期イベントも開催予定。さらに、SNSを活用した「Life of Artist」シリーズでは、アーティストの活動に密着した動画コンテンツを配信し、福岡発のアートシーンを国内外へ発信する。

2024年10月のプレオープンを経て、多くのアーティストや来場者の声を反映しながら進化を遂げるART BASE KMY。福岡のアートシーンに新たな活力をもたらす存在として、その動向から目が離せない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000157730.html