建設と崩壊の美学:ASUKA ZENが魅せる「最終地点」展、渋谷で開催


現代アートの世界に新たな風を吹き込む展覧会が、渋谷の「CONTRAST」にて開催される。株式会社LWArtが主催する「最終地点」展は、アーティストASUKA ZENによる個展で、2025年4月18日から29日まで行われる。
本展では、建築現場や解体現場をモチーフにしたインスタレーションが展示される。都市の変容を体感できる空間を創出し、新しいものが生まれる美しさと、失われていく過程に宿る儚さや哀愁を表現している。また、力強い筆致と鮮烈な色彩で描かれた絵画作品も展示され、変化のエネルギーや時間の流れを表現している。
ASUKA ZENは、自身の経験をもとに作品を制作するアーティストだ。今回の個展では、建設業を営む父の工事現場で過ごした幼少期の記憶を振り返り、人生の構築プロセスを建設に重ね合わせている。「人はどんなものを積み重ね、どんな未来を築いていくのか」という問いかけを通じて、鑑賞者に人生の在り方を考えさせる展覧会となっている。
展示会場では、新作原画の先着販売も行われる。アートファンにとっては見逃せない機会となりそうだ。また、オープニング日の4月18日には、17時から20時までReception Partyも開催される。
会場へのアクセスは、東京メトロ千代田線「代々木公園駅」出口1から徒歩1分、または小田急電鉄小田原線「代々木八幡駅」南口から徒歩2分と便利な場所にある。営業時間は11時から19時まで。
現代アートの新たな表現に触れ、人生や都市の変容について考えを巡らせる機会となる本展。アート愛好家はもちろん、建築や都市開発に興味がある方にもおすすめの展覧会となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000137049.html