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「愛と暴力の境界線」を描く注目アーティスト、土取郁香の個展が麻布台ヒルズで開催

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絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
プレスリリースより

京都を拠点に活動する気鋭のアーティスト・土取郁香の個展「輪郭はゆれている」が、2025年4月25日から6月1日まで、東京・麻布台ヒルズ内のGallery & Restaurant 舞台裏で開催される。

1995年兵庫県生まれの土取は、人物どうしが寄り添い、お互いの身体が溶け合うような独特の描写で注目を集めている。今回の展示では、ピンクを中心とした印象的な色彩表現を用いた新作が披露される予定だ。

土取の作品は、愛情と暴力、親密さと恐怖といった相反する感情を同時に表現することで知られる。「密接した2人」というモチーフを通じて、愛と暴力の境界線の曖昧さを探求し、鑑賞者の心に柔らかな衝撃を与える。

展覧会のステートメントで土取は、「密接する2人のイメージが愛情からなるものと暴力からなるもの、真逆と思っていたことが絵画上ではとても似ている」と語り、その矛盾について絵画を通じて問いかける。

会場となるGallery & Restaurant 舞台裏は、アート鑑賞後に語らいの場を提供する新しいコンセプトの空間。展示スペースに加え、シェフによる本格的な料理も楽しめる。

オープニングレセプションは4月25日18時から20時まで開催され、誰でも参加可能。入場は無料で、東京メトロ日比谷線神谷町駅から徒歩1分という好アクセスの会場で、現代アートの最前線を体感できる貴重な機会となりそうだ。

なお、会期中は江戸川橋のWAITINGROOMでも土取のドローイング作品が展示される予定で、2つの会場を巡ることで作家の表現世界をより深く理解することができるだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000219.000038948.html