アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア（SSFF & ASIA）」が、2025年の日韓国交正常化60周年を記念して特別イベント「K-Short」を開催する。6月1日、東京・高輪ゲートウェイシティで行われるこのイベントには、韓国を代表する俳優や人気アイドルが出演する注目作品が集結する。

ラインナップの目玉は、「国民の夫」の愛称で知られる俳優ユ・ジュンサンが監督を務めたモキュメンタリー作品『平穏は静寂にない』だ。ゴビ砂漠を舞台に、平穏の本質を探る物語が展開される。また、人気ボーイズグループZEROBASEONEのメンバー、キム・ジウン主演の『うちに来る？』や、韓国トロット界のスター、イム・ヨンウン主演の『１０月の出来事』も上映される。

さらに、オンライン会場では、ユ・ジュンサン監督のもう一つの作品『羽のように軽く』が日本初公開となる。ユ・ジュンサンは特別イベントにも登壇予定で、自身の作品について「多くの方々と、私の物語を共有できることを楽しみにしております」とコメントを寄せている。

SSFF & ASIAは1999年に俳優の別所哲也氏が創設し、2004年に米国アカデミー賞公認映画祭となった。近年では、映画祭での受賞作品がアカデミー賞短編部門のノミネート候補となる権利を獲得するなど、若手クリエイターの登竜門としての役割も果たしている。

今回の特別イベントは、映画を通じて日韓の文化交流を促進し、両国の魅力を再発見する貴重な機会となりそうだ。チケットは4月24日から販売開始予定。韓流ファンはもちろん、映画愛好家にとっても見逃せないイベントとなりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000286.000037516.html