昭和の乙女心を現代に!中原淳一の世界観を再現したドール用ドレスキットが登場


フェリシモの手芸ブランド「Couturier ami[クチュリエ アミィ]」から、昭和初期の人気画家・中原淳一さんとのコラボレーション第二弾が発売された。「中原淳一×クチュリエアミィ 爛漫花咲く乙女スタイルコレクションの会」と題された本キットは、6分の1サイズのドール用ドレスを作ることができる。
このコレクションは、中原淳一さんが昭和12年から15年にかけて連載したエッセイ『女学生服装帖』から選ばれた3つのデザインを忠実に再現している。〈黄ダリヤ〉〈ボレロ〉〈フリージヤ〉と名付けられたこれらのドレスは、刺繍やリボンで彩られた上品な華やかさが特徴だ。
キットには布や糸、リボンなどの材料セットに加え、実物大の型紙と作り方説明書が含まれている。さらに、中原淳一さんのデザイン画が箔押しされた特別なボックスに入れて届けられる。このボックスは作業中の材料や完成した作品の収納にも便利だ。
中原淳一さんは、少女雑誌「少女の友」の人気画家として一世を風靡し、戦後は独自の女性誌「それいゆ」を創刊。ファッション、イラストレーション、ヘアメイク、ドールアート、インテリアなど幅広い分野で日本の先駆者となった人物だ。
このキットを通じて、ドール愛好家たちは中原淳一さんの世界観を自らの手で再現し、昭和初期の乙女たちが夢見た華やかなファッションを現代に蘇らせることができる。オートクチュールのドレスを仕立てているような贅沢な時間を楽しみながら、完成したドレスを愛用のドールに着せて写真撮影をしたり、コレクションとして飾ったりと、作った後の楽しみ方も広がりそうだ。
「中原淳一×クチュリエアミィ 爛漫花咲く乙女スタイルコレクションの会」は月1セット5,720円(税込)で、ウェブサイトにて販売中。昭和レトロな雰囲気と繊細な手仕事を楽しみたい方、ドール愛好家の方々にとって、見逃せない逸品となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003935.000012759.html