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中村航選 プロットだけ大賞 第10回 大賞 時が溶ける、レモネードの秘密

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漫画原作・ストーリー原案
プロットだけ大賞
結果発表

-第10回-
結果発表

お題ログライン

「人生をやり直せるボタン」を押した主人公が、何度もやり直すうちに本当の幸せを見つける話。


大 賞

「時が溶ける、レモネードの秘密」
星川南(著)

5.0★★★★★
カテゴリ ヒューマンドラマ 現代ファンタジー 小説

舞台・世界観

都心の外れにある築40年の古びたアパート。主人公の部屋の壁には、亡くなった祖母の遺品である、レモネード瓶に似た形の奇妙な「やり直しボタン」が埋め込まれている。ボタンの起動条件は「心から後悔した瞬間」。

登場人物

桜井悠真(27)
男性。夢を諦め、契約社員として働く。常に最悪の事態を想定して行動し、決定を先延ばしにする癖がある。レモネードの味が好き。

「成功じゃなくていい。後悔しない人生って、どうやったら手に入るんだろうな」

篠原葵(27)
女性。悠真が住むアパートの近くでカフェを経営。大らかで、過去の失敗を引きずらない性格。悠真をいつも励ましている。

「何度やり直したって、失敗はゼロにはならないよ。ねぇ、その失敗、面白がってみない?」

謎の老人(仮)(70代)
男性。悠真の部屋の大家の孫で、時折アパートに来る。いつも口元が笑っているようで、何かを知っている雰囲気を漂わせている。

「人生はボタンじゃない。一度押したら、もう戻せない。そう思い込んでいるのは、誰かね?」

ストーリー

第1章

契約社員の悠真は、人生の岐路でいつもチャンスを逃してきた。ある日「やり直しボタン」を発見。直前の朝へ時間を戻す能力で理想の人生を確信するが、やり直すたびに幼馴染の葵との関係が微妙に悪化していった。

第2章

悠真はボタンで仕事の失敗を修正し成功を収めるが、繰り返しで葵の笑顔が消え、カフェは閉店危機に。大切なものを失う恐怖に気づくが、ある時、ようやく成功したはずの未来で、ボタン自体が消えてしまう。

第3章

ボタン喪失で絶望した悠真の前に謎の老人が出現し、ボタンが「やり直す必要のない出来事」への干渉で効力を失ったと明かす。悠真が本当に後悔すべきは、失敗ではなく、葵との関係を疎かにしたことだと悟る。

第4章

ボタン消滅の未来を受け入れ、悠真は素直な気持ちを葵に伝える。真の幸福は「やり直せないこと」の中にあると知り、失敗を恐れずに彼女を支えるためカフェを再建。二人は二度と時間を巻き戻さない人生を歩み始める。


中村先生からの一言コメント

 お題は「人生をやり直せるボタン」を押した主人公が、何度もやり直すうちに本当の幸せを見つける、というログライン。今回、大賞に選ばせてもらったのは「時が溶ける、レモネードの秘密」だ。
 人生の岐路でいつもチャンスを逃してきた主人公の悠真は、ある日、「やり直しボタン」を発見する。そのボタンを押すことで、人生を好転させていくことができると確信し、一見その通りにはなったが、どうもそれだけではない。……【つづきは本誌で!】
※中村先生の大賞選評全文は2026年冬号
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