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中村航選 プロットだけ大賞 第10回 入選 幸せの形

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漫画原作・ストーリー原案
プロットだけ大賞
結果発表

-第10回-
結果発表

お題ログライン

「人生をやり直せるボタン」を押した主人公が、何度もやり直すうちに本当の幸せを見つける話。


入 選

「幸せの形」
怜-rei-(著)

4.3★★★★
カテゴリ 現代ファンタジー ヒューマンドラマ 小説

舞台・世界観

現代となんら変わらぬ資本主義の世界。死後、案内人が巻き戻し方式のやり直しボタンをくれる。事故などで予め決まった寿命を全うしない場合、残りの寿命を使ってやり直す事ができる。

登場人物

望海のぞみあらた(20代前半)
男性。会社員として働く社会人。人間関係や労働に嫌気が指し、飛び降り自殺を図る。消えゆく意識の中、暗闇で死後の案内人と出会い、やり直しボタンを渡される。

「足りない物を埋めれば、いつか幸せになれるのかな…」

案内人(年齢不詳)
性別不詳。主人公の死後に出会う案内人。死神の様な黒マントに顔は暗く見えない。新にやり直しボタンを渡し、本来生きられる寿命分があったこと、それを使ってやり直す事が出来ることを伝える。

「あなたのお望みのままに」

真中まなかかおる(10代前半)
女性。不治の病にかかり、余命が残り数年の少女。新とは病院近くの公園のベンチで出会う。

「私は今のままで幸せなんだ」

ストーリー

第1章

会社と家の往復、パワハラに嫌気が指し毎日続く虚無感に限界を迎えた新は高所から飛び降りた。死後の案内人は本来過ごすはずの寿命がある言う。驚いたことに、巻き戻し方式のやり直しボタンを使えるのは、残り10年。

第2章

新は心の穴を埋める作業をする。才能を得るべく学校を変える、大金を得るべく予め番号など調べて宝くじや株をやる、整形でイケメンになる。足りなければ埋めるの繰り返し。しかしながら、虚無感を拭えないでいた。

第3章

金や顔を得ても心は埋まらない、そんな折 新は香に出会う。香は貧乏で不治の病の身だが温かい愛情の元で育ちとても幸せそうだった。香を通し新は思う。驚いたことに、自分が求めていたのはすぐ近くの愛情だったと。

第4章

新に夢が出来た。お金がなく個性を活かせる存在その物が愛される社会作りだ。最後のやり直しで寿命の尽きる間際、新の夢は道半ばに思われたが、その意志を継ぐ仲間が出来た事を思い出し、彼は愛に包まれ笑顔で逝く。


中村先生からの一言コメント

「幸せの形」人生をやり直しても、幸せになれなかった。というプロットはこの作品も含め多かった。この作品はその中でも、ラストに多幸感があってよかったと思う。
※中村先生の大賞選評は2026年冬号にて
掲載中です


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