中村航選 プロットだけ大賞 第10回 入選 てのひらに幸せを



-第10回-
結果発表
お題ログライン
「人生をやり直せるボタン」を押した主人公が、何度もやり直すうちに本当の幸せを見つける話。

入 選
「てのひらに幸せを」
仁見さやか(著)
4.3★★★★★
カテゴリ ラブストーリー 現代ファンタジー 小説
舞台・世界観
教会から逃げ出した新婦、加奈。親兄弟には縁を切られ、元婚約者からは慰謝料や結婚式費用を全額請求され、借金まみれ。加奈を連れ去った元カレはとんでもないクズだった。
登場人物 百瀬加奈(28)
女性。押しに弱く、周りに流されやすい。口癖は「私も」。

「私が幸せじゃないのは、誰のせいなの」
斎藤裕太(30)
男性。加奈の元婚約者。条件がいい加奈を、都合のいい妻にしようとしていた。

「加奈、俺のこと本当はそんなに好きじゃないでしょ」
北村太一(28)
男性。加奈の元カレ。優しかったのに、加奈を連れ去ったことで慰謝料を請求され豹変した。

「お前連れ去ったの、間違いだったわ」
ストーリー
第1章
加奈の挙式に現れた元カレの太一。加奈は手を引かれるまま教会から逃げ出すが、残ったのは後悔と借金。ある日、不思議なボタンを見つける。驚いたことに、ボタンを押すと挙式で太一に手を引かれる瞬間に戻っていた。
第2章
太一の手を取らず、そのまま挙式を進めようとするが、場は混乱し破談になってしまう。再び残ったのはクズ男と借金。加奈はもう一度ボタンを押す。しかしながら、戻った先は裕太の浮気現場だった。
第3章
加奈は男性から告白されると、それに流されることばかりだった。誰かを本気で愛したことがあるのか、そう考えながらまたボタンを押すと、裕太からプロポーズを受ける瞬間に戻る。しかしながら、加奈はそれを断る。
第4章
自分の恋愛も人生も、見つめなおすことにした加奈。手元に残ったボタンをゴミ箱に捨て、人に流されず、後悔しない生き方をしようと心に決める。自分の幸せは、自分から掴みにいくために。
中村先生からの一言コメント

「てのひらに幸せを」周りに流されやすく不幸体質な主人公が、やり直しボタンを何度も押すのだが、そのたびとんでもないシーンに人生が巻き戻るのが面白かった。
※中村先生の大賞選評は2026年冬号にて
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