中村航選 プロットだけ大賞 第10回 入選 弓射る完璧少女



-第10回-
結果発表
お題ログライン
「人生をやり直せるボタン」を押した主人公が、何度もやり直すうちに本当の幸せを見つける話。

入 選
「弓射る完璧少女」
朱堂けい(著)
4.3★★★★★
カテゴリカテゴリ 現代ファンタジー ヒューマンドラマ 青春 小説
舞台・世界観
強豪の弓道部がある妻川市立凪丘中学校。7月にある妻川市の祭りでは燃える矢を山車に放ち豊穣を願うという伝統があり、弓道部の代表一人がその役目を担っている。桃花はその代表に選ばれた。
登場人物 大城桃花(15)
女性。自信のなさから時間を巻き戻して完璧才女としてふるまっている。弓道部。

「このボタンがないと私は何もできない」
高山こころ(15)
女性。桃花の友達。明るく親しみやすい。桃花とは中学入学以来の付き合い。

「ボタンがなくても桃花は桃花だよ」
ストーリー
第1章
中学生の桃花は一目置かれる完璧才女。祭りの射手にも選ばれた。そんな彼女には秘密がある。驚いたことに、彼女は人生をやり直すボタンを使い失敗を隠すことで完璧を装っていたのだ。
第2章
放課後、祭りに向け練習する桃花。そんな中、弓道場をこころが訪れ、なぜか起こることを次々に当てる。驚いたことに、こころが桃花のかばんにあったボタンを見つけ、使ってしまっていたのだ。
第3章
桃花は自信のなさからボタンを使っていることを吐露し、こころはその気持ちを受け止めた。そして迎えた祭り当日、準備のためかばんを開いた桃花。驚いたことに、ボタンがなくなっている。
第4章
ボタンが消え焦る桃花だが、練習が実り渾身の一射を決めた。達成感のなか、こころは桃花に自信を持たせるためボタンを隠したことを伝える。ボタンに頼らないことにした桃花は、川へボタンを投げ捨てた。
中村先生からの一言コメント

「弓射る完璧少女」やり直しボタンと弓道を結びつけたのは秀逸なアイデアだと思った。ボタンへの依存から脱していく青春物語が気持ちよい。
※中村先生の大賞選評は2026年冬号にて
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