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渋谷で熱論!元Nike幹部が語る「30年のマーケティング変遷とAI時代のブランド戦略」

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報道発表
1月16日(金)開催された「ブランド&事業会社マーケター限定 渋谷でクラフトビール飲みながら勉強会」(プレスリリースより)

2026年1月16日、渋谷でブランドマーケターを対象としたクローズドな勉強会が開催され、業界のトップマーケターたちが本音で語り合う貴重な機会となった。登壇したのは、一般社団法人渋谷未来デザインの久保田夏彦氏と株式会社Goldwinの蓑輪光浩氏。両氏はNike Japan時代からの上司・部下という関係で、30年来の盟友である。今回の対談では、ブランドマーケティングの過去・現在・未来について、当時の映像や最新事例を交えながら熱く語られた。

Nike時代の秘話から学ぶ「人の心を動かす力」

対談の前半では、1999年のNike Japanにおけるウェブサイト立ち上げチーム「クボテック」時代の秘話が披露された。蓑輪氏は、東洋大学駅伝チームのドキュメンタリーおよびスローガン「その1秒をけずりだせ」の制作プロセスを紹介し、コピーライターを最初からプロジェクトに巻き込むことの重要性を強調した。単に広告を作るのではなく、対象と並走しながら本質的なインサイトを抽出する手法は、テクノロジーが進化した現代でも変わらない「人の心を動かす言葉とストーリー」の原点として、会場の共感を呼んだ。

AIで実現する新時代のクリエイティブ制作

中盤では、Goldwinでの最新事例として、フルAIで制作されたスキーヤーのプロモーション映像が公開され、注目を集めた。夏の時期に南半球へ撮影に行くコストと時間を削減するため、AIを活用して「1週間前にはできなかったこと」を実現したという。法務的な課題やクオリティの微調整に苦労しながらも、「まずはやってみる」という姿勢で新たな手法に挑む重要性が語られた。現代のマーケティングにおいては、完璧なクオリティを追求するだけでなく、スピード感を持ってアウトプットし、社内外を巻き込んでいく「突破力」が必要だと示された。

「競合」から「共創」へ、信頼が鍵となる時代

セッションの締めくくりでは、これからのブランドとマーケターの在り方について議論が展開された。両氏は、一社単独や個人で完結する「競合」の時代から、外部の専門性を取り入れる「共創」の時代へと変化していると指摘。情報が透明化した現代においては、ブランドもマーケターも「嘘をつかないこと」「正義感を持つこと」が信頼獲得の鍵であると語った。最後には、部下のために戦い、梯子を外さない上司の重要性など組織論にも話が及び、次世代のマーケターに向けた熱いメッセージで幕を閉じた。

本イベントは、toC向けのプロダクトまたはサービスに関わる実務家を対象とした情報交換や学びの場として開催されており、渋谷KOBUSHI BEERで定期的に実施されている。次回は2026年3月11日に開催予定で、世界的ブランドの成長を牽引してきたマーケティングリーダーが登壇し、現場で成果を出すための思考と実践を掘り下げる予定だ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000242.000061977.html