社員の読書を評価・還元する独自制度、年間最多レポート社員を表彰


書籍から得た知識をレポート化し手当・昇給で評価
オリジナルプリントグッズ製作サイト「CLAT-JAPAN」を運営する株式会社フォーカスは、社員の知見を深め組織全体の課題解決能力を高めるため、独自の「読書制度」を推進している。本制度は、書籍から得た知識を800字以上のレポートにまとめて提出することを条件に、手当や昇給という形で評価・還元する仕組みだ。2026年1月10日に開催された新年会では、年間で最も多くの本を読み学びを深めた社員の表彰を行った。
レポートは社内システムで共有し組織の知見に
当社では、社員一人ひとりの学びを促進し日々の業務に活かすことを目的として読書制度を導入している。本制度では、読書をして終わりではなく、レポートとしてアウトプットすることを必須としている。提出されたレポートは、社員全員が閲覧できる独自のシステム上で管理・公開され、個人の学びに留まらず会社全体の知見として蓄積・共有される。制度の評価内容は、読書レポート1冊につき3,000円を支給するアウトプット手当と、年間24冊以上のレポート提出を達成した社員は翌年度の月給が1万円アップする昇給制度となっている。
外部知見で思考の枠組みを広げ組織の質を高める
当社は約50名の体制で約40億円規模の事業を運営しており、社員一人ひとりの発言や判断が周囲に与える影響は非常に大きい。読書を通じて外部の知見や他者の経験に触れ、客観的な視点と照らし合わせることで、精度の高い意見や発信が可能になると考えている。レポートをシステム上で共有することで多様な価値観や考え方が重なり合い、組織全体の学びとして循環していく。この仕組みは、当社の掲げるテーマ「集う価値に彩りを」を制度として体現するものである。読書とレポート作成を通じて養われる「情報を読み解く力」「考えを言語化する力」は、オリジナルプリントグッズ製作という当社の事業において、お客様の意図を正確に汲み取り形にするために欠かせない基礎力だ。
受賞者が語る制度の真価
年間最多のレポートを提出し表彰された社員は、本制度を「会社が設けた静かな鍛錬場」であると表現した。仕事のスピードに追われると思考は短距離走になり、安易な結論に飛びつきやすくなるが、読書は他者の論理をじっくり辿ることで思考を長距離走に戻してくれる作業だという。特にレポート作成は、自分の曖昧な理解を解体し筋の通る形に組み直す訓練になり、仕事での説明力や対話の質を確実に底上げしてくれたと語っている。代表取締役の常松憲太は社員に「正しい少数派になれ」という言葉を伝えており、周囲に流されず本質を疑い自分の頭で考え抜くためには、その土台となる膨大な知識と視点が不可欠だとしている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000133064.html