大学生がSDGs課題をアプリで解決、「キャリアゲートウェイ2025」ビジコンで最優秀賞決定


135人の大学生が過去最多の104企画でSDGs課題に挑戦
株式会社ベネッセ i-キャリアが運営する新卒オファーサービス「dodaキャンパス」は、2026年1月17日にSDGsをテーマにしたビジネスコンテストのグランプリファイナルを開催した。今回は過去最多となる104企画、62大学から合計135人の大学生がファイナリストとして参加し、キャリア教育パートナー企業15社の審査委員を前にプレゼンテーションを行った。
「シフトの穴は誰かの出番」が最優秀賞を獲得
グランプリファイナルでは、8企画14人がグランプリファイナリストとなり、介護現場の人材不足を解決するアプリ企画「シフトの穴は 誰かの出番 CareConnect」が最優秀賞を獲得した。このアプリはAIによる「シフト最適化」と「スポット人材の即時マッチング」を実現し、シフト作成時間や保有スキルを当事者別に明確化、法令順守や公平性にも配慮している。受賞者は慶應義塾大学2年の石井さんで、「感情的なリアリティ」を持つストーリー構成と、シフト管理と求人の構造的な真因に切り込んだ視点が評価された。オーディエンス投票でも1位を獲得するなど、高い発表能力が認められた。
優秀賞は高齢者向けウェルネスアプリと伝統工芸品プラットフォーム
優秀賞には2つの企画が選ばれた。「CloverFit~高齢者のための Well-being トレーニング~」は、幸福学の知見をもとに作られた高齢者向けの健康管理アプリで、慶應義塾大学2年の小川さんが受賞した。もう一つは「匠の窓」で、伝統工芸品のオンライン販売と後継者マッチングを軸としたプラットフォーム企画である。サイバー大学2年の小吹さんが受賞し、従来よりも多様な経歴の人材が業界に参入する機会を創出する点が高く評価された。
15社の企業から合計8つの企業賞が授与
アサヒビール、AGC、NTTデータなど15社のキャリア教育パートナー企業からそれぞれ企業賞が授与された。学内の困りごとと得意をつなぐスキルシェアアプリ「PeerBridge」、食のバランスがキャラクターに反映される「Cheer☆self」、リサイクルポイント活動アプリ「エコりぼん」など、社会課題に取り組む様々なアプリ企画が受賞した。
学生内育成サイクルの実現で4年目を迎えた意義深いイベント
このコンテストは今年で4年目を迎えたが、過去3年の挑戦者が大学4年生となり、後輩の大学1、2年生のメンター役になるという「学生内育成サイクル」が実現した。メンター役の学生たちは過去のビジコン挑戦を起点に飛躍的に成長し、その軌跡を就職活動で大いに活かしていたという。イベント終了後には、メンター学生たちが「自分たちの手で後輩たちにこのビジコンのバトンを渡せた」と語り、この施策の価値を改めて認識させた。大学からの問い合わせも増加しており、ビジコン参加が学生時代として有意義だと認識されている。今後もこの活動を拡大し、より多くの大学生の「キャリアオーナーシップ」を育む環境作りが目指される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000986.000022215.html