DIG SHIBUYA 2026、47万人が体験したアート×テクノロジーの3日間


渋谷を彩った47万人のアート×テクノロジー体験
2026年2月13日(金)から2月15日(日)の3日間、渋谷公園通りを中心とするエリアで「DIG SHIBUYA 2026」が開催されました。SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会と渋谷区が共催したこのイベントは、「渋谷まるごと、ART×TECHの実験中。」をコンセプトに、アートとテクノロジーの融合を表現する37のプログラムを展開。渋谷公園通りの交通規制によるアート&ミュージックパフォーマンスや、国道246号での体験型アート展示、クリエイティブテックスタートアップのピッチイベントなどが行われました。バレンタインに合わせた国内最大級3030機のドローンショーでは、夜空に色彩あふれるアートが描かれ、3日間で47万人が最新テクノロジーとアートに触れる機会を得たのです。
街全体を分散型美術館に見立てたアート展開
DIG SHIBUYA 2026は2024年の初開催以来、3回目を迎えました。渋谷西武やMIYASHITA PARKから銀座線のホームまで、44面のサイネージを展示スペースとして活用する「SCREENS CONTEXTUALIZED」では、42名のアーティストが各地点の歴史や特性を踏まえた作品を創作。渋谷全体が1つの美術館として機能し、世界中のアーティストやスタートアップに開放されました。また、2月14日には渋谷パルコの壁面でプロジェクションマッピングが実施され、映像作家でありプログラマーである岡本斗志貴の「言の花火」が展開されています。
音楽とアートが融合した街中パフォーマンス
渋谷公園通りの車両規制エリアでは、建築家津川恵理が代表を務めるALTEMYによる360度パフォーマンス可能な屋外劇場「DIG SHIBUYA THEATRON」が設置されました。NHKテクノロジーズの無人オーケストラのパレードで幕を開け、蓮沼執太が先導をきって電子機器や生楽器を用いたライブパフォーマンスが展開。KELO、Rushball、KADOKAWA DREAMS、高村月、三浦琉那らが、普段は車両が通る道を大胆に使いながらパフォーマンスを行いました。パルコプロデュースによる「Street×Theater -未来の渋谷への伏線-」として、2月14日の14時から17時まで開催されたこのイベントは、渋谷の街中でテクノロジーとアートが融合した表現の場となったのです。
AI技術と人間が創作する新しい形態
ユニークなプログラムとして注目を集めたのが、「AI中原昌也『声帯で小説を描く!』Presented by 宇川直宏 & DOMMUNE」です。中原昌也の脳梗塞後の生活をサポートするプロジェクトで、彼のテキストをソースとした知識ベースを構築したRAGに、中原自身の声紋をクローニングして「声帯AI中原昌也」を開発。オーディエンスがこのAIと共に小説を描くインスタレーションが展開されました。日々DOMMUNEより、トークセッションとLIVE&DJが配信され、最終日には車椅子に乗ったヒューマノイド中原昌也も登場してダンスを披露しています。
国内外の音楽フェスと体験型プログラム
「RADIO SAKAMOTO Uday -NEW CONTEXT FES × DIG SHIBUYA-」では、音楽家・坂本龍一とJ-WAVE番組「RADIO SAKAMOTO」のスピリットを受け継ぐ音楽フェスが開催されました。SHIBUYA O-EAST、duo MUSIC EXCHANGE、東間屋を会場に、韓国のDJ/プロデューサー250をはじめとする国内外のアーティストが出演。再開発が続く渋谷を「未来の音が立ち上がる都市」として再定義する試みとして大きな反響を呼びました。また、公募プログラムでは、AR浮世絵やバイオテクノロジーアート、参加型サウンドアート、XR音楽体験など、11団体による多彩な作品が街中で展開されたのです。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000131142.html