伴走者の視点を可視化する展示「つくるをつくる」モトコーで3月開催


障がい者アートの背景にある支援者の想いを発信
株式会社フェリシモが展開する福祉との協働プロジェクト「C.C.P」(チャレンジド・クリエイティブ・プロジェクト)が、旧元町高架通商店街のアートプロジェクト「MOTOKOLOGY(モトコロジー)/Bく(バク)」の一環として、2026年3月7日(土)から12日(木)まで、障がいのある方の作品展示とクロストーク「つくるをつくる」に参加する。本企画は、表現者本人だけでなく、それを支え、育む「伴走者」のまなざしに光を当てるものである。
障がい者アートへの注目が高まる一方で、作品が生まれるまでの背景や、作家に寄り添う支援者の存在が語られる機会は多くない。本イベントでは、作品そのものが持つ力に「伴走者」の想いを乗せることで、表現の本質的な価値を再定義する。
クロストーク「つくるをつくる」の概要と登壇者
伴走者として活動する4組の登壇者が、それぞれの現場で直面する課題や、表現が生まれる瞬間の喜び、社会との接点の作り方について語り合う。登壇・展示団体はアートスクールありんこ(三上貴恵氏)、すたじおぽっち(室本早知氏)、カポノジーコ(福田純平氏)、株式会社フェリシモ C.C.P(景山文乃氏)となる。司会進行は株式会社Bowl(ほそかわなつき氏)が務める。
アートスクールありんこは子どもの「描きたい」に寄り添う絵画教室を運営しており、すたじおぽっちは19年の福祉経験を背景にアートを通じた幸せと繋がりを創造している。カポノジーコは障がい者アートをデザインとして社会へ届けるプロデューサーであり、フェリシモ C.C.Pは福祉と企業の協業ブランド「ユニカラート」等を展開している。
展示作品とパンフレットデザインに込めた想い
会場では、表現を支える現場から生まれたエネルギー溢れる作品群を展示する。パンフレットのデザインに使われた「手」の作品をはじめ、多様な障がい者アートとそれを基に作られた商品、子どもの描いたアートが展示される。
パンフレットに使用している「手」は、福祉事業所「すたじおぽっち」の利用者たちや「アートスクールありんこ」の三上氏が描いたものである。両方とも左手で、「1人」ではなく2人存在している設定になっている。1人が「作品を作る人」、もう1人が「伴走・育む人」という意味合いが込められており、あえて自由に描いてもらうことで、表現の自由さを表現している。
モトコーでの地域創生と福祉の融合発信
会場となる「モトコー」は神戸の歴史を象徴する場所であり、現在は次世代に向けた再生の歩みを進めている。この場所でアートプロジェクトを展開することで、日常的に通り過ぎる人々や外部から訪れる人々を巻き込み、多様な個性を肯定する社会のあり方を、地域活性化の文脈とともに発信する。
イベントは2026年3月7日(土)13時00分から15時00分のクロストーク開催、展示は3月7日から12日までの期間で行われる。場所はBく(旧元町高架通商店街12街区境目)である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004231.000012759.html