京都芸術大学、2026年度に39名の新講師が着任。学習支援センター新設で教育体制を強化


多様な学生を支える教育体制の充実
京都芸術大学は2026年度に、通学課程および通信課程において新たに39名の講師が着任することを決定しました。通学課程32名、通信課程7名の予定です。通学課程に約5,000名、通信課程に約18,000名の計23,000名の学生が在籍し、私立大学通信課程として最大規模を有する京都芸術大学では、新年度にあわせて新たな講師陣を迎えるとともに、通学課程に「学習支援・教育開発センター」を新設します。
通学・通信それぞれの学びの特性を踏まえ、学生の多様な学び方に対応する教育体制の充実を図ります。
通信と通学、それぞれの学びの環境を育む
大学における芸術教育は長らく、対面での指導を前提としてきましたが、本学で学ぶ学生の年齢や居住地、生活環境は年々多様化しています。京都芸術大学では1998年に芸術大学として日本で初めて4年制の通信課程を設置して以来、通信課程と通学課程を併設する教育体制のもと、距離や時間の制約に左右されず、芸術を学び続けられる環境づくりに取り組んできました。
本学が重視しているのは、同じ場所に集まることそのものではなく、制作や表現をめぐる対話とフィードバックが継続的に行われることです。通学課程では教室での対面授業に加え、プロジェクト型の授業やワークショップを通して、作品の制作や発表に取り組みます。一方、通信課程ではオンラインによる個別講評やコミュニケーションを通じて、作品の完成だけでなく、制作過程や思考の流れを共有し、学生ひとり一人との対話と作品作りをサポートしています。
現場で学びを支える多様な講師陣
この学びの環境を実際の教育現場で支えているのが、各分野で実践経験を積んできた講師陣です。作家、デザイナー、演奏家、研究者など、多様な分野で活動してきた教員が、通信課程・通学課程のそれぞれで指導にあたっています。完成した作品のみを評価するのではなく、制作に至るまでの試行錯誤や思考の過程を重視した講評を行うことで、学生一人ひとりが自身の表現を言葉にし、深めていくことを大切にしています。
学習支援・教育開発センターが始動
特に新年度、通学課程では、学生の多様な学びを支える「学習支援・教育開発センター」を新設します。センター長には教育方法学・大学教育学を専門とする松下佳代教授を迎え、デジタル活用の拡大など高等教育をめぐる環境が変化するなかで、学生ひとり一人の学びを支える相談体制や支援プログラム、また留学生の日本語サポートなど学習支援プログラムなど、学生ひとり一人が主体的な学びを実現できる環境作りを進めます。
新年度から新たに加わる39名の講師陣は、こうした新たな教育支援体制のもとで、分野や活動領域こそ異なりますが、学生一人ひとりの表現と探究を支え、学びを深める姿勢を大切にしています。
多様な学び方と並走する芸術教育へ
京都芸術大学が通信と通学を併設しているのは、多様な人生の中で、それぞれのタイミングや環境に応じて、芸術と向き合い続けられる学びの場をつくるためです。キャンパスで仲間と学ぶ学生も、働きながら学ぶ学生も、家庭と両立しながら学ぶ学生も、そして遠方から学ぶ学生も含め、多様な背景をもつ学生たちが芸術に向き合える環境を目指しています。本学は新年度も講師陣とともに、通信・通学という枠を越えて、芸術教育のあり方を探求していきます。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000666.000026069.html