港区の水辺活用を考える、シンポジウム&クルーズ体験を3月20日開催


水辺の可能性を探る港区共同企画
野村不動産株式会社と港区が共同で、水辺空間の活用をテーマとした「水辺に親しむシンポジウム&クルーズ体験」を3月20日(金・祝)に開催した。本イベントでは、水辺を活かしたまちづくりについて、国内外の事例紹介とトークセッションを通じて幅広い議論が展開された。
清家愛港区長が水辺活用への思いを表明
シンポジウムの開会では清家愛港区長が挨拶し、「港区は都心にありながら運河や海に親しめる街です。誰もが歩き、憩い、楽しめる水辺を区民の皆様とともに育てていきたい」とメッセージを発信した。港区が目指す「水辺を向いたまちづくり」への決意が伝わる言葉である。
基調講演とトークセッションで多角的な視点を共有
基調講演では、日本大学 理工学部 海洋建築工学科 助教の菅原遼氏が「国内外における水辺活用の取組と港区・高浜運河の賑わい創出実験」について、水都大阪コンソーシアム事務局長の松井伊代子氏が「水都大阪の取組について」、広島県商工労働局イノベーション推進チームの八巻淳氏が「地域住民、事業者等がともに取り組んできた広島県における地域に根差した水辺活性化の活動」をそれぞれ発表した。後半のトークセッションは「港区の水辺活用の可能性」と「水辺活性化にむけたポイント」の2つのテーマで進められ、来場者のアンケート参加を得ながら活発な意見交換がなされた。
船着場から運河と東京港をクルーズ体験
BLUE FRONT SHIBAURA に整備した船着場「BLUE FRONT SHIBAURA PIER」からクルーズ体験も実施され、多くの参加者が普段と異なる視点から港区の街並みや水辺の風景を楽しんだ。参加者からは「普段見ることのない、自分のまちを海側から見ることができ、クルーズ体験は新鮮でした」といった感想が寄せられるなど、水辺活用の新たな可能性を実感した参加者が多かった。
野村不動産の舟運・水辺活用への取り組み
野村不動産は2019年に日の出ふ頭小型船ターミナル「Hi-NODE」を整備し、2025年9月には芝浦運河沿いに新たに「BLUE FRONT SHIBAURA PIER」を開業した。さらに2024年5月から、東京都が推進する舟運活性化の取り組みのひとつである舟旅通勤の実装に向け、晴海〜芝浦・日の出区間における舟運サービス「BLUE FERRY」の運航を開始している。これらの取り組みを通じ、ベイエリアと東京都心部をつなぎ、舟運をより日常的で利便な体験へと進化させていく方針である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000917.000025694.html